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*16:23JST 日経平均は大幅続伸、決定会合次第では大発会の高値突破が意識されてくるか【クロージング】 20日の日経平均は大幅続伸となり、352.01円高の17366.30円（出来高概算21億3000万株）と、終値ベースでは大発会以来の17300円を回復した。19日の米国市場はキング牧師の誕生日の祝日で休場だったが、欧州市場が堅調。フランスのオランド大統領は、欧州中央銀行（ECB）が22日に国債買い入れを決めるだろうと発言しており、ECBが量的緩和策導入に踏み切るとの期待感が支援材料となった。 また、日経平均は先週までの調整で昨年10月末の異次元緩和前の水準まで下げており、本日からの金融政策決定会合での追加緩和などへの期待感も高まる格好に。米国市場が休場のため、商いは膨らみづらい需給状況であった。ただし、指値状況の薄い中を先物主導によるインデックス売買が日経平均を押し上げている。前場段階で25日線や一目均衡表の雲上限などの抵抗線を捉えたが、後場に入るとこの抵抗線をあっさりクリア。その後も上げ幅を広げる展開となり、本日の高値で取引を終えている。 日経平均は大発会の水準を回復しており、祝日明けの米国市場次第では、ギャップ・アップで大発会での終値（17408.71円）をクリアし、同日の高値（17540.92円）が意識されてくる可能性がありそうだ。また、日銀の金融政策決定会合の結果次第では、リバウンド基調が一段と強まる可能性がありそうだ。 ただし、インデックス売買によって押し上げられたインパクトが大きく、外部環境のほか、日銀会合での結果が嫌気されるようだと、あっさり上昇部分を帳消しにするリスクもあるだろう。まずは、25日線などを支持線として機能させてくるかを見極めたいところか。 《KO》