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中小型株に株主還元策等の発表が相次ぐ【クロージング】

2015/1/15 16:31 FISCO
*16:31JST 中小型株に株主還元策等の発表が相次ぐ【クロージング】 15日の日経平均は大幅に反発し、312.74円高の17108.70円(出来高概算25億株)で取引を終えた。米国市場ではNYダウが一時300ドルを超す下落から下げ幅を縮めていたほか、原油先物相場の反発により、買い戻しを意識した流れに。シカゴ先物が一時16530円まで下げた後に、清算値は大阪比15円高の16775円だったことも、リバウンドを意識させていた。 その後は17000円を目前にこう着感が強まる局面もみられたが、この節目の17000円を捉えると、買戻しを誘う格好から上げ幅を拡大させている。足元で売り安心感が強まっていたこともあり、17000円回復後は再びショートポジションが積み上がったとみられ、大引けにかけての一段高につながったようだ。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超え、全体の8割を占めている。もっとも、東証2部指数の上昇率は0.18%にとどまっていたほか、マザーズ指数、ジャスダック平均はマイナス圏での推移だった。先物主導によるインデックス売買が中心であり、日経平均の300円高の割には、それ程明るさは感じられず。 値動きの荒い状況が続いており、底打ち確認にはもうしばらく時間を要することになりそうである。また、今後は決算シーズンに入ってくるが、決算を受けて過剰に反応する銘柄が少なくない。大きく売り込まれた銘柄等は、冷静に対応したいところ。また、株主還元策等の発表も相次いでおり、増配が見込まれる企業のほか、値がさの中小型株などには、分割等も意識されやすく、先回り的な資金が向かいやすい。 《KO》