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欧米為替見通し:米国の求人労働異動調査(JOLT)に要注目

2015/1/13 17:08 FISCO
*17:08JST 欧米為替見通し:米国の求人労働異動調査(JOLT)に要注目 本日13日の欧米市場のドル・円は、原油価格やニューヨーク株式市場の動向、ギリシャやロシア情勢を警戒しつつ、米国の11月の求人労働異動調査(JOLT)に注目する展開が予想される。 米国労働省が発表した12月の雇用統計では、失業率は5.6%へ低下し、非農業部門雇用者数も前月比+25.2万人と改善傾向を示したものの、時間給賃金と労働参加率が低下していたことで、「賃金上昇無き雇用回復」となり、イエレンFRB議長の忍耐を長引かせる結果となった。 米国連邦準備理事会(FRB)が発表した19の雇用関連指標から構成される12月の労働市場情勢指数(LMCI)は+6.1となり、11月の+5.5から改善しており、過去の景気回復局面の平均である+4.0を2ヶ月連続して上回った。 どちらが米国の雇用情勢を正確に反映しているのかは、30日に発表される米国第4・四半期の雇用コスト指数で確認することになる。 本日は、イエレンFRB議長が「イエレン・ダッシュボード」で注視している9つの雇用関連指標の内、4つが含まれている「求人労働異動調査(JOLT)」が発表される。 イエレンFRB議長は、9つの雇用関連指標がリセッション(景気後退)前の水準を回復するまで利上げには踏み切らないと表明しており、最近の数字は、3つが回復、6つは回復していない状態が続いている。 【今日の欧米市場の予定】 18:30 英・12月消費者物価指数(前年比予想:+0.7%、11月:+1.0%) 18:30 英・12月生産者物価産出コア指数(前年比予想:+1.2%、11月:+1.4%) 23:00 米・12月NFIB中小企業楽観指数(予想:98.3、11月:98.1) 24:00 米・11月JOLT求人件数(予想:485万件、10月:483.4万件) 03:00 米財務省10年債入札(210億ドル、銘柄統合) 04:00 米・12月財政収支(予想:+30億ドル、13年12月:+532.2億ドル) 07:00 コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演 《KO》