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*16:42JST 日経平均は大幅続伸、3連休前で材料株なども手掛けづらくなる可能性【クロージング】 8日の日経平均は大幅続伸となり、281.77円高の17167.10円（出来高概算24億7000万株）で取引を終えた。17000円を回復して始まった日経平均は、終日じり高基調が続いており、後場には一時17243.71円まで上げ幅を拡大させる局面をみせている。円相場は1ドル119円85銭辺りと円安に振れて推移していたことも安心感につながっている。 セクターでは原油安メリットとして海運が5％超の上昇となったほか、空運、医薬品、ゴム製品、陸運などが上位に。一方、小幅ではあるが、石油石炭が唯一マイナスだった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。 直近の下げにより積み上がっていたショートポジションの解消といった動きとみられ、引き続き外部環境を睨みながらの相場展開になりそうである。オプションSQを前にポジション調整が一巡しているとなれば、SQ通過後のアク抜けは期待しづらい面がある。反対に米雇用統計の発表を控えているほか、3連休に入ることで材料株なども手掛けづらくなる可能性がある。テーマ株などの循環物色は続くとみられるが、資金の逃げ足は速いだろう。 《KO》