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*07:00JST NY株式：ダウは212ドル高、堅調な雇用や原油相場の回復を好感 7日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は212.88ドル高の17584.52、ナスダックは57.73ポイント高の4650.47で取引を終了した。12月ADP雇用統計が予想を上回ったことや、11月貿易赤字が2013年12月以来の低水準となったことが好感され買いが先行。欧州株が追加緩和観測を受けて堅調に推移していることや、原油相場が持ち直したことも好感され、終日堅調推移となった。セクター別では電気通信サービスを除き全面高となっており、特に医薬品・バイオテクノロジーや食品・生活必需品小売の上昇が目立った。 百貨店のJCペニー（JCP）は好調な11月及び12月の既存店売上を明らかにし、今四半期の既存店売上高も会社予想の上限になる見通しを示し急騰。クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)はゴールドマン・サックスよる投資判断引き上げを受けて堅調推移となった。コーヒーメーカーのキューリグ・グリーン・マウンテン（GMCR）は新たにソーダ水精製マシンを開発中であり、清涼飲料メーカーのドクターペッパー・スナップル・グループ（DPS）との提携を発表して上昇。一方で、製薬大手のイーライ・リリー(LLY)は慎重な2015年の業績見通しを示し、軟調推移となった。 NY原油先物価格は、1バレル48ドル台と50ドルを割り込んでいるが、石油輸出国機構（OPEC）内から緊急会合開催を正式に求める声は上がっていない。市場に我慢させ、均衡点を探らせる狙いがあるとの見方が強い。 （Horiko Capital Management LLC） 《KO》