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*16:24JST 中小型株を中心とした材料株物色が続く【クロージング】 7日の日経平均は小幅に反発し、2.14円高の16885.33円（出来高概算22億株）で取引を終えた。米株安などを受けて売りが先行したが、その後は直近で大幅な下げをみせており、自律反発を意識した流れに。ただし、積極的な上値追いは限られているとみられ、短期筋のショートカバーが中心とも考えられる。 節目の17000円は超えられず、戻り待ちの売り圧力も意識。また、7日の米国では週末発表される雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告の発表が控えている。内容次第ではより慎重姿勢が強まる可能性があるため、手掛けづらかった。 そのため、日経平均はソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、日ハム<2282>、ソニー<6758>などに支えられて小反発となったが、TOPIXはマイナス。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めているほか、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともにマイナスだった。 米経済指標のほか、原油先物相場の動向を睨みながらの相場展開となるなか、大きなトレンドは出難いところであろう。その中で、自動運転、水素、訪日、SNSゲーム、火山監視など、中小型株が中心ではあるが、テーマ株の一角には短期資金が集中する展開がみられている。外部環境が落ち着くまでは、中小型株を中心とした材料株物色が続くことになりそうである。 《KO》