マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/15 3:31:27
9,840,822
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)警戒の円買い

2015/1/6 17:12 FISCO
*17:12JST 欧米為替見通し:グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)警戒の円買い 本日6日の欧米市場のドル・円は、原油価格とロシアルーブルが弱含みに推移していること、ギリシャ議会総選挙への警戒感などから弱含みに推移する展開が予想される。 ドル・円のテクニカル分析では、調整第4波動を形成中であり、A波動(121円86銭-115円57銭)、B波動(115円57銭-120円82銭)に続く、最終C波動で、A波動の終点115円57銭から半値押しの113円53銭付近を目指す下落トレンドを形成中と想定できる。 ユーロ・ドルのテクニカル分析では、1.6040ドルを頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」が完成していることで、起点である0.8228ドルを目指す下落トレンドを形成中と想定できる。 ドル・円とユーロ・ドルのテクニカル分析の連立方程式は、ユーロにとっての悪材料が「ブラックスワン」となるグリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)の可能性を示唆しており、リスク回避としての円買い圧力が限定的であることは、ユーロ圏がギリシャのユーロ圏離脱を受容できることを示唆している。 ユーロ圏の売り材料は、グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)に加えて、フランス、イタリア、ドイツでの反ユーロを標榜する政党の台頭、ユーロ圏のディスインフレ懸念を受けた欧州中央銀行(ECB)による量的緩和策の可能性、ロシアのデフォルト(債務不履行)懸念、などが挙げられる。 【今日の欧米市場の予定】 18:00 ユーロ圏・12月総合PMI改定値(予想:51.7) 18:00 ユーロ圏・12月サービス業PMI改定値(予想:51.9) 24:00 米・11月製造業受注(予想:-0.4%、10月:-0.7%) 24:00 米・12月ISM非製造業総合景況指数(予想:58.0、11月:59.3) 《KO》