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前場に注目すべき3つのポイント~円安一服が重しに、原発関連の動向に注目

2014/11/10 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~円安一服が重しに、原発関連の動向に注目 10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:レンジ下限での押し目買い意欲の強さを見極め ■外資系証券の注文動向:差し引き800万株の買い越し ■前場の注目材料:九州電力<9508>川内原発、再稼働に向けた地元手続き完了 ■レンジ下限での押し目買い意欲の強さを見極め ☆日経225想定レンジ:上限16800円-下限16600円 10日の東京市場は売り優勢の展開になりそうだ。まずは、7日の米雇用統計の結果を受けてのスタートとなる。市場ではポジティブ・サプライズを予想する向きが大勢だったが、結果は予想を下回った。これにより為替市場ではドル売りが優勢となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の16775円だった。そのため、これにサヤ寄せする格好から売り優勢の展開から始まることになり、足元のレンジ(16700-17100円)下限を試すことになりそうだ。 ただし、レンジ下限では押し目拾いのスタンスを意識しておきたい。日銀の追加緩和政策とGPIF改革が下支えにつながる。カジノ法案の今国会成立見送り方向など安倍政権の政策運営の遅れへの懸念が強まる可能性はありそうだが、原発再稼働の動きのほか、日中首脳会談による日中問題の正常化への期待など、調整局面での押し目買い意欲は強いだろう。 決算が本格化しているが、今週は建設や銀行が予定されている。上方修正を評価された建設へ改めて資金が向かうかが注目されるところか。上方修正後もコンセンサスに届かず利食いに押される銘柄も目立つなか、発表直後の乱高下には引き続き注視する必要がありそうだ。 また、銀行については、ここにきて地銀の経営統合の発表が相次ぐなど、再編の動きが活発化してきている。15-16日に開催されるG-20財務相会議で、巨大銀行の自己資本比率の増額の必要性が確認されることが予想されるため、メガバンクなどは手掛けづらそうだが、地銀株への物色が継続するかが注目される。 ■外資系証券の注文動向:差し引き800万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り910万株、買い1710万株、差し引き800万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月31日(金):210万株の買い越し 11月4日(火):2090万株の買い越し 11月5日(水):1590万株の買い越し 11月6日(木):1600万株の買い越し 11月7日(金):1980万株の買い越し ■前場の注目材料 ・米10月雇用統計を受けてドル・円の円安が一服 ・日銀の追加緩和政策とGPIF改革が下支えへ、値動きの軽い銘柄での短期物色に ・九州電力<9508>川内原発、再稼働に向けた地元手続き完了 ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 10月末外貨準備高 08:50 10月マネタリーベース <海外> 10:30 中国・10月生産者物価指数(前年比予想:-2.0%、9月:-1.8%) 10:30 中国・10月消費者物価指数(前年比予想:+1.6%、9月:+1.6%) 《KO》
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九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04