マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 22:33:15
9,131,727
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し;米国10月雇用統計のポジティブ・サプライズに要警戒

2014/11/7 17:13 FISCO
*17:13JST 欧米為替見通し;米国10月雇用統計のポジティブ・サプライズに要警戒 本日7日の欧米市場のドル・円は、米国10月の雇用統計のポジティブ・サプライズに警戒する展開となる。 米国の10月失業率の予想は、5.9%(最低:5.8%、最大:6.1%)と予想されており、9月の5.9%からと変わらずと見込まれている。非農業部門雇用者数の予想は、前月比+23.5万人(最低:+14.0万人、最大:+31.4万人)と予想されており、9月の+24.8万人からの増加幅の減少が見込まれている。 現状のドル全面高の局面では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など、ドルをまだ買えていない大口のドル需要者がいることで、ポジティブ・サプライズによるドル続伸に警戒する展開となる。 イエレンFRB議長が、「米国連邦準備理事会(FRB)の仕事は、パーティーが盛り上げっている時に、お酒が入ったパンチボウルを片付けること」というFRBの家訓に従い、パンチボウルを片付け始めたことで、ドルは全面高の展開となっている。 そして、黒田日銀総裁が「黒田バズーカ砲第2弾」により、日本酒入りのパンチボウルを提供し、第3弾の可能性を示唆したことで、ドル買い・円売りに拍車がかかりつつある。ドラギ欧州中銀総裁も、ワイン入りのパンチボウルの提供を示唆している。中国政府も、流動性を供給することで、紹興酒入りのパンチボウルを提供している。 ロシア中央銀行は、ロシアからの資本流出を阻止するため、政策金利を9.50%まで引き上げ、ドル売り・ルーブル買い介入を断続的に継続しているが、売るためのドルを買い漁っている。 【今日の欧米市場の予定】 18:30 英・9月貿易収支(予想:-95億ポンド、8月:-90.99億ポンド) 22:15 ダドリーNY連銀総裁が討論会参加(パリ) 22:30 米・10月失業率(予想:5.9%、9月:5.9%) 22:30 米・10月非農業部門雇用者数(予想:+23.5万人、9月:+24.8万人) 22:30 カナダ・10月失業率(予想:6.9%、9月:6.8%) 22:30 カナダ・10月雇用者数増減(予想:-0.5万人、9月:+7.41万人) 23:15 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演 24:15 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長講演(仏中銀主催シンポジウム) 04:30 タルーロ米FRB理事講演 05:00 米・9月消費者信用残高(予想:165億ドル、8月:135.25億ドル) 欧州連合(EU)財務相理事会 《KO》