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今日の為替市場ポイント:ドラギECB総裁の辞任観測は大きく後退

2014/11/7 8:21 FISCO
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:ドラギECB総裁の辞任観測は大きく後退 昨日6日のドル・円相場は、東京市場では115円52銭まで買われた後に114円06銭まで反落。欧米市場では115円22銭まで反発し、115円21銭で取引を終えた。 本日7日のドル・円は主に115円台で推移か。日本時間7日夜に発表される米10月雇用統計は労働市場の改善が続いていることを示唆する内容になると予想されており、ドルは底堅い動きを続ける見込み。 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日に行われた記者会見で、「購入プログラムは、少なくとも2年続く」、「必要な場合の追加策で、ECBは全員が一致」、「経済見通しへのリスクは、引き続き下向き」、「スタッフに対して、一段の措置に向けた準備をさせている」などの見解を表明した。 市場関係者の間では、ドラギ総裁辞任の噂が流れていたが、ドラギ総裁が「必要な場合の追加策でECBは全員が一致している」と述べたことで辞任観測は大きく後退した。 市場関係者は、ドラギ総裁が購入プログラムは少なくとも2年続くと述べたことを注目している。日銀の緩和策も今後2年以上続くとの見方が広がっているが、米国の政策金利は2017年にかけて上昇する可能性がある。米国と日欧の金利差は2017年にかけて拡大することが予想されるため、ドルはユーロや日本円に対して大幅に上昇する可能性がある。 《KO》