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今日の為替市場ポイント:米10月ADP雇用統計を好感したドル買い

2014/11/6 8:24 FISCO
*08:25JST 今日の為替市場ポイント:米10月ADP雇用統計を好感したドル買い 昨日5日のドル・円相場は、東京市場では113円42銭から114円55銭で堅調推移。欧米市場では114円85銭まで上昇し、114円64銭で取引を終えた。 本日6日のドル・円は114円台で推移か。米労働市場の改善を意識したドル買いは一服したが、114円台前半には短期筋などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円は114円台前半で下げ渋る見込み。 5日に発表された米10月ADP雇用統計は前月比+23万人で市場予想の+22万人程度を上回った。9月分も+21.3万人から+22.5万人に上方修正された。外為市場では指標改善を好感してドル買いが全般的に強まり、ドル・円は一時114円85銭まで買われた。 115円手前にあったドル売りオーダーや短期筋の利食い売りなどでドル買いは一服したが、ドル・円は114円台後半で下げ渋っている。市場参加者の間では、黒田日銀総裁が追加緩和の可能性について言及したことがドル上昇につながったとの見方が多い。金融政策は為替相場を目的としないことが国際金融のルールになっているはずだが、黒田総裁の発言は円安進行を意図している疑いがある。 7日に発表される米10月雇用統計が予想通りの内容であれば、ドル・円は115円台に上昇するとの見方が増えている。雇用統計発表前に115円台に上昇する可能性もあるが、急激なドル高・円安に対する懸念は強くなっており、目先的にはドル・円は114円50銭前後でもみ合いを続けるかもしれない。 《KO》