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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクの動向に注目へ

2014/11/5 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクの動向に注目へ 5日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:過熱感から目先は17000円辺りでの値固めの動き ■外資系証券の注文動向:差し引き1590万株の買い越し ■前場の注目材料:ソフトバンク<9984>が通期営業利益予想を下方修正、ADRでは1%超の下落 ■過熱感から目先は17000円辺りでの値固めの動き ☆日経225想定レンジ:上限17050円-下限16850円 5日の東京市場は、値動きの荒い相場展開が続きそうである。4日の米国市場では、中間選挙の結果を見極めたいとの思惑もあり、小幅な値動きに終始する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の16945円、円相場は1ドル113円50銭辺りでの推移をみせている。 ソフトバンク<9984>は4日大引け後に15年3月期営業益を従来の1兆円から9000億円に下方修正した。これを受けて先物市場ではナイトセッションで16660円まで上げ幅を縮める局面をみせていた。ADR(米国預託証券)では130円弱の下げとなっており、指数インパクトの大きい同社の動向が注目されそうだ。短期筋の仕掛け的な売買も意識されやすい。 また、中間選挙ではオバマ米大統領の支持率が低迷し、苦戦を強いられている与党・民主党が、議会上院で多数派を維持できるかが最大の焦点となるなか、開票結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。日経平均は連日の上昇で過熱感もあるため、目先は17000円辺りでの値固めの動きが意識される。 もっとも、中間選挙の結果にかかわらず、大統領任期サイクルといったアノマリーから、米国市場の先高観は強い。さらに、今回の日本の追加緩和とGPIF改革の連携により、相対的に出遅れている日本が今後相場をリードする展開なども期待されてくる。 また、決算発表が本格化する中、個別単位では業績相場の流れが強まることになり、選別物色の流れにもなりやすいだろう。いったんは業績上振れ期待が後退していたが、緩和政策によって円安に振れるなか、通期計画を据え置いたとしても、失望にはつながらなくなりそうだ。決算通過でアク抜けを意識した見直しの流れも期待される。 ■外資系証券の注文動向:差し引き1590万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り2120万株、買い3710万株、差し引き1590万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月28日(火):620万株の売り越し 10月29日(水):490万株の買い越し 10月30日(木):120万株の売り越し 10月31日(金):210万株の買い越し 11月4日(火):2090万株の買い越し ■前場の注目材料 ・ソフトバンク<9984>が通期営業利益予想を下方修正、ADRでは1%超の下落 ・日産自<7201>は通期売上高予想を上方修正、ADRで2%超の上昇 ・メタンハイドレートで日米が協力との報道、アラスカで地質調査開始へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> 08:50 10月マネタリーベース 11:30 黒田日銀総裁講演 <海外> 10:45 中国・10月HSBCサービス業PMI(9月:53.5) 《KO》
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7201 東証プライム
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自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9984 東証プライム
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-206(-2.37%)
時価総額 14,603,758百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17