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*05:49JST 11月4日のＮＹ為替概況 　4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円74銭から113円23銭まで下落し113円60銭で引けた。予想以上に拡大した米国9月の貿易赤字を嫌ったドル売りが優勢となった。 ユーロ・ドルは、1.2505ドルから1.2577ドルへ上昇し1.2550ドルで引けた。欧州中央銀行（ECB）が米連邦準備制度理事会（FRB）型の量的緩和（QE）を導入するとの期待が後退。ユーロのショートカバーに拍車がかかった。 メディア報道「ユーロ圏中央銀行総裁らはドラギECB総裁の運営スタイルについて不満を表明する計画」を受けて、低迷している景気やデフレリスクに対応するための量的緩和（QE）などを含んだ断固とした措置をドラギECB総裁が講じるのが困難になるとの思惑やハト派方針を示しているドラギECB総裁の辞任観測が強まった。ユーロ・円は、141円84銭から142円62銭へ上昇。 ポンド・ドルは、1.6016ドルへ上昇後、1.5997ドルへ反落。 ドル・スイスは、0.9640フランから0.9580フランへ下落した。 [経済指標]・米・9月貿易収支：-430億ドル（予想：-402億ドル、8月：-400億ドル←-401億ドル） ・米・9月製造業受注指数：前月比-0.6％（予想：-0.6％、8月：-10.0％←-10.1％） 《KY》