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オーバーランに警戒感も

2014/11/4 10:49 FISCO
*10:49JST オーバーランに警戒感も 全くのサプライズとなった日銀の追加緩和は、国内の金曜日時点での評価は、「ハローウィンおやつ」(メインディシュとは呼べない)、「パンプキン・プレゼント」(かぼちゃは見掛けほど実がない)と呼ばれ、それほど高くなかったが、夕刻のGPIF運用見直し発表と重なり、海外市場では「ダブルバズーカ」に化けた。 相場変動の大きさは、如何に対日悲観論が充満していたかを物語るもので、IMM通貨先物の円ショート(10月28日現在)は6万7399枚、前週比4339枚減と、一段と減少していた。円売り殺到に買い戻しが少なく、値が飛んだ一因と考えられる。NY終値で計算すると、ドル建て日経平均は、10月31日が151.55ドル(円建て先物価格17025円÷1ドル112.34円)、11月3日152.44ドル(17345円÷113.78円)。下げ過ぎていた分を一気に戻したが、高値圏の153ドルは抜け切っていない。日経平均17000円台乗せの原動力は一時114円台に進んだ円安と考えられる。したがって、為替連動色が残ろう。NYダウは17366ドル。シカゴ日経平均先物ベースでは、ほぼ肩を並べた。昨年5月の暴落は、日米が逆転したところで起こったため、逆転現象には警戒感が出よう。 《FA》