株～企業情報・おすすめ銘柄

*08:28JST 今日の為替市場ポイント：一時1ドル＝114円台前半までドル高・円安が進行 昨日3日のドル・円相場は、東京市場では112円99銭から112円57銭で推移。欧米市場では114円22銭まで上昇し、114円07銭で取引を終えた。 本日4日のドル・円は主に113円台後半で推移か。急速な円安・ドル高に対する懸念が広がっているが、日米政府はある程度の円安・ドル高を黙認しているとの思惑が浮上しており、リスク回避的な円買いがただちに広がる状況ではないとみられる。 3日の欧米市場では1ドル＝114円台前半までドル高・円安が進行した。113円を超えた時点でストップロスなどのドル買いが執行されたもようだが、米経済指標の改善を意識したドル買いも観測された。 日銀による追加緩和によって株高・円安が進んでいるが、市場関係者の間からは、日銀は2015年10月の消費増税実施を意識しているのではないか、との声が聞かれている。また、米国が量的緩和策を終了する時期に日銀と欧州中銀（ECB）が追加緩和を行うことから、日本と欧州の金融緩和策は市場流動性を維持するための措置ではないか、との指摘もある。 ただし、日銀の追加緩和によって経済状況が改善される保証はなく、景気回復なき株高・円安が続くことになるかもしれない。 《KO》