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後場に注目すべき3つのポイント~ファナックの下落が指数の重しに

2014/10/27 12:19 FISCO
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~ファナックの下落が指数の重しに 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・決算手掛かりも材料系に、需給良好な直近IPO銘柄なども関心 ・ドル・円は107円93銭付近、108円40-50銭にドル売りオーダー ・エアーテック<6291>やアゼアス<3161>などエボラ関連物色が継続 ■決算手掛かりも材料系に、需給良好な直近IPO銘柄なども関心 日経平均は続伸。57.29円高の15348.93円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。24日のNY市場は上昇。エボラ出血熱への警戒感は強いが、主要企業の好決算や企業分割の発表が好感され、引けにかけて上昇する展開となった。この流れを受けたシカゴ先物は大阪比105円高の15435円となるなか、日経平均は15400円を回復して始まった。 ただし、先週末に決算を発表したファナック<6954>が好材料出尽くしとの見方から3%超の下落となり、これが日経平均の上値の重しに。円相場は1ドル107円台後半での推移と、やや円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせた。また、織り込み済みとの見方であるものの、欧州中央銀行(ECB)の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果を受けた欧米市場の動向を見極めたいとする様子見ムードも。 セクターでは、電力ガス、空運、陸運、ゴム製品、繊維、鉄鋼、化学、建設などが堅調。一方で、鉱業、その他金融、非鉄金属、電気機器などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。 日経平均は買い先行で始まったが、その後はこう着感の強い展開となっている。もっとも、欧州中央銀行(ECB)の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果を受けた欧米市場の反応は見極めたいところ。また、米国では28-29日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、量的緩和政策(QE3)終了が見込まれている。こちらも結果を受けた海外市場の動向を見極めたいところだろう。そのため、買い一巡後のこう着は想定の範囲内である。 物色は決算を手掛かりとして業績相場となろうが、ファナック<6954>などの動きから手掛けづらく、短期的な資金は決算を手掛かりにするものの、材料系の銘柄にシフトしやすい。また、需給の影響を受けやすく、足元で調整が強まっている銘柄のリバウンドは鈍い。一方、先週上場したオプティム<3694>は連日で高値を更新。買い一巡後は2万円割れ寸前まで利食いに押されていたが、前引けにかけて再び動意付くなと、需給面で不安の無いところに、資金が向かいやすい面もある。 ■ドル・円は107円93銭付近、108円40-50銭にドル売りオーダー ドル・円は107円93銭付近で推移。ドル・円は、28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感、ドル売りオーダー(108円40-50銭)などで上げ渋る展開だが、東京株式市場が強含みに推移していることで下値は限定的。ユーロ・ドルは、1.2673ドルから1.2714ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、136円97銭から137円48銭で推移。 12時17分時点のドル・円は107円93銭、ユーロ・円は137円17銭、ポンド・円は173円79銭、豪ドル・円は95円12銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>の下落やソフトバンク<9984>の上げ渋りが指数の重しに ・エアーテック<6291>やアゼアス<3161>などエボラ関連物色が継続 ・本格化する決算やイベント見極めムードで材料株での短期物色が主体に ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 15:30 榊原経団連会長が定例記者会見 《KO》
関連銘柄 5件
3161 東証スタンダード
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防護服メーカー。米国デュポン社の防護服や感染症、化学対策用の資機材を販売する。建材や畳資材、アパレル資材、衛生用品も手掛ける。今期3Q累計は感染症分野での需要の落ち着きにより、防護服・環境資機材が足踏み。 記:2024/04/09
3694 東証プライム
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10/4 15:00
-1(-0.17%)
時価総額 32,974百万円
PC・モバイル管理SaaSサービス「Optimal Biz」が主力。スマホ3次元測量アプリ、AI活用の契約書管理サービス等も。豊富な顧客基盤が強み。市場拡大により、モバイルマネジメントサービスは業績拡大。 記:2024/06/24
6291 東証スタンダード
1,210
10/4 15:00
+2(0.17%)
時価総額 12,676百万円
クリーンエアーシステムの専門メーカー。クリーンルームやエアーシャワー、クリーンブース等の製造・販売を行う。SMCなどが主要取引先。省エネルギー化の推進、サーマルクリーンチャンバーの開発などに注力。 記:2024/07/26
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17