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欧米為替見通し:米国のインフレ率に注目する展開へ

2014/10/22 17:17 FISCO
*17:17JST 欧米為替見通し:米国のインフレ率に注目する展開へ 本日22日の欧米市場のドル・円は、米国の9月のコアインフレ率に注目する展開となる。 米国連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標は2.0%だが、インフレ指標のコア個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比+1.5%に留まっている。米国連邦準備理事会(FRB)による利上げ時期が2015年央と予想されている要因として、脆弱な雇用情勢とこの低インフレ率が挙げられる。 本日発表される米国9月のコアインフレ率は、前年比+1.7%と予想されており、8月の+1.7%から変わらずと見込まれている。コアインフレ率が予想通りならば、市場への影響は無いが、予想を上回った場合、米国連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期が前倒しされるとの観測が高まることで、ドル買い要因となり、下回っていた場合、ドル売り要因となる。 中国は、先月、国内の5大銀行に計5000億元の流動性を供給したが、先週は、一部の国営及び地域銀行に約2000億元の資金注入の計画が公表され、今週は、年末に償還を迎える地方政府の債券の借り換えを認める方針が公表された。 賢明な市場筋は、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア金融危機、2007年の米国サブプライム危機という嵐の前の静けさを、中国人民元相場に見出している模様で、中国のバブル崩壊を睨んだ中国売りのポジションの構築しているらしい。 【今日の欧米市場の予定】 17:30 英国中央銀行MPC議事録公表(10月開催分) 20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:+5.6%) 21:30 加・8月小売売上高(前月比予想:0.0%、7月:-0.1%) 21:30 米・9月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.7%、8月:+1.7%) 《KO》