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*08:26JST 今日の為替市場ポイント：ECBによる社債の買い入れ検討報道 昨日21日のドル・円相場は、東京市場では107円01銭から106円25銭まで下落。欧米市場では一時107円02銭まで反発し、107円00銭で取引を終えた。 本日22日のドル・円は107円前後で推移か。日経平均株価の反発が期待されており、ドル・円は106円台後半で下げ渋る見込み。 21日の欧米市場では、欧州中央銀行（ECB）は社債の買い入れを検討していると報じられたことでユーロ売りが広がった。欧州諸国の株式相場は全般的に上昇し、株高を意識してリスク選好的な円売り・米ドル買いが優勢となった。 英FT紙は「ECBは、社債の購入を議題に取り上げていない」と報じたことで、ユーロ売りはやや一服したが、市場関係者の間からは、「ECBが社債購入の是非を検討していることは間違いない」との声が聞かれている。 ECBによる社債購入はユーロ安につながるとの見方があるが、ユーロ圏諸国の株価上昇を促す側面がある。また、一部の市場関係者は、将来的にはECBは社債だけではなく、日銀のように株式の購入を始めるのではないか、と予想している。ユーロ圏の経済が停滞しても各国の株価は上昇し、ユーロ相場の反発につながる可能性はゼロではないかもしれない。 《KO》