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今日の為替市場ポイント:米国の利上げ開始時期への思惑

2014/10/21 8:20 FISCO
*08:23JST 今日の為替市場ポイント:米国の利上げ開始時期への思惑 昨日20日のドル・円相場は、東京市場では107円00銭から107円39銭まで上昇。欧米市場では一時106円78銭まで下落したが、106円94銭で取引を終えた。 本日21日のドル・円は107円前後で推移か。日経平均株価の続伸が期待されており、ドル・円は106円台後半で下げ渋る見込み。 20日の欧米市場では、米IBM株の急落を嫌気してNYダウ平均は取引開始直後に100ドル超の下げを記録したが、企業決算への期待が広がったことでNYダウは反転、上昇した。株安が一服したことでリスク回避的な円買いは縮小した。 ドル・円が106円78銭まで下げた理由について、株安だけでなく、米国の利上げ開始時期は2015年終盤になるとの思惑が浮上したことも挙げられている。量的緩和策は10月で終了するが、市場関係者の間からは、インフレ期待の低下によって利上げ開始は1年後になるかもしれないとの声が聞かれている。 市場関係者の大半は利上げがいずれ実施されることは避けられないと考えているようだが、多くの市場関係者はゼロ金利が半永久的に継続することを望んでいるように思える。米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の要望に応じて利上げ時期を先送りすれば、金融市場は安定するのだろうか、利上げできない米国に問題があるとの見方が広がり、ドル相場が大幅に下落する可能性は否定できない。 《KO》