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17日の米国市場ダイジェスト:ダウは263ドル高、欧州株急騰や9月住宅着工件数の予想上振れを好感

2014/10/18 7:02 FISCO
*07:04JST 17日の米国市場ダイジェスト:ダウは263ドル高、欧州株急騰や9月住宅着工件数の予想上振れを好感 ■NY株式:ダウは263ドル高、欧州株急騰や9月住宅着工件数の予想上振れを好感 NYダウ       ナスダック 終値 :16380.41  終値 :4258.44 前日比:+263.17   前日比:+41.05 始値 :16118.39  始値 :4275.09 高値 :16427.38  高値 :4296.11 安値 :16118.39  安値 :4241.67 17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は263.17ドル高の16380.41、ナスダックは41.05ポイント高の4258.44で取引を終了した。欧州中銀のクーレ理事が数日内に資産購入(量的緩和)に踏み切ると発言したことで欧州株式相場が急騰した流れを受け、大きく反発して始まった。9月住宅着工件数が予想を上回ったことも好感され終日堅調推移となった。セクター別でも全面高となっており、特に運輸や資本財の上昇が目立った。 複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)や防衛関連のハネウェル(HON)が予想を上回る決算を発表して上昇。投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)も好決算を発表して堅調推移となった。一方で、アパレルのアーバン・アウトフィッターズ(URBN)や、検索大手のグーグル(GOOG)、フラッシュメモリのサンディスク(SNDK)などが冴えない決算を発表して軟調推移となった。 政府管理下にある住宅金融のファニーメイとフレディーマックが融資拡大に向けたプログラム導入で合意間近と報じられたことも支援材料となった。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:ドル・円は106円85銭、米住宅着工件数などの上振れでドル買い ドル・円は105円35銭から106円89銭まで上昇し106円85銭で引けた。予想を上振れた米国の住宅着工件数、消費者信頼感指数を好感した債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。また、中国や欧州が景気底入れを目指し刺激策を講じるとの期待にリスク選好の円売りも再燃。 ユーロ・ドルは、1.2836ドルから1.2745ドルまで下落し1.2760ドルで引けた。ロシアと欧州各国の首脳会議を好感したユーロ買いが優勢となったのち、米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。ユーロ・円は、136円56銭から136円04銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.6124ドルから1.6060ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9407フランから0.9473フランへ上昇した。 ■NY原油:続伸で82.75ドル、米指標好感で買い戻し先行 NY原油は続伸(NYMEX原油11月限終値:82.75 ↑0.05)。84.10ドルまで上昇したが、その後いったん82.44ドルまで下落した。この日発表された米国の9月住宅着工件数、10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の上振れを受けて、景気の先行き不安が後退。原油需要に対する懸念が弱まり、売られ過ぎとの見方からも、買い戻しが優勢になった。 しかし、米国内で原油在庫の増加傾向が続いていることや、石油輸出国機構(OPEC)が生産枠(シェア)を維持する姿勢を鮮明にしていることなどから、買い継続に警戒感が出たとみられ、その後売りも優勢になった。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC)  16.21ドル +0.13ドル(+0.81%) モルガン・スタンレー(MS) 33.22ドル +0.69ドル(+2.12%) ゴールドマン・サックス(GS)176.91ドル +4.33ドル(+2.51%) インテル(INTC)    31.38ドル +0.53ドル(+1.72%) アップル(AAPL)      97.67ドル +1.41ドル(+1.46%) グーグル(GOOG)      511.17ドル -13.34ドル(-2.54%) フェイスブック(FB) 75.95ドル +3.32ドル(+4.57%) キャタピラー(CAT)     95.05ドル +1.81ドル(+1.94%) アルコア(AA)       15.62ドル +1.02ドル(+6.99%) ウォルマート(WMT)     74.10ドル +0.28ドル(+0.38%) 《KO》