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欧米為替見通し:イエレンFRB議長の講演に要注目

2014/10/17 17:15 FISCO
*17:15JST 欧米為替見通し:イエレンFRB議長の講演に要注目 本日17日の欧米市場のドル・円は、イエレンFRB議長の講演に注目する展開となる。 ブラード米セントルイス地区連銀総裁は、これまで2015年第1・四半期の利上げを主張してきたことで、「タカ派」と見なされている。ただ、昨日、ブラード米セントルイス地区連銀総裁は、 「インフレ期待の低下を踏まえると、米国連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小を停止する可能性もある。米国連邦準備理事会(FRB)が債券買い入れの減額を止め、12月にかけて指標を見極め終えるまで待つことが、合理的な対応と言える」と、ハト派的な見解を述べた。 しかし、「2015年第1・四半期の利上げ開始が適切との見方を維持している」と述べており、タカ派陣営に属していることを確認している。 一方、ハト派のイエレンFRB議長は、先週末の非公式会合で、「米成長率は3%程度の勢いでインフレ率は目標にいずれ回帰する」と、タカ派的な見解を述べている。 タカ派がハト派発言をし、ハト派がタカ派発言をしていることで、市場は混乱しているため、本日のイエレンFRB議長の講演が注目されている。 10月のニューヨーク株式市場で、歴史的な暴落を記録した1929年の「暗黒の木曜日」は、来週24日、1987年の「ブラック・マンデー」は週末19日が記念日であり、イエレンFRB議長の発言次第では、リスク回避の売り圧力が強まることになる。 【今日の欧米市場の予定】 18:00 ユーロ圏・8月建設支出(7月:前月比0.0%) 21:30 加・9月消費者物価指数(前年比予想:+2.0%、8月:+2.1%) 21:30 米・9月住宅着工件数(予想:100.8万戸、8月:95.6万戸) 21:30 米・9月住宅建設許可件数(予想:103万戸、8月:100.3万戸) 21:30 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演 21:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁あいさつ 22:55 米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:84.0、9月:84.6) 《KO》