マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 15:16:54
9,032,242
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今日の為替市場ポイント:米インフレ期待はやや低下

2014/10/17 8:19 FISCO
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:米インフレ期待はやや低下 昨日16日のドル・円相場は、東京市場では105円76銭から106円33銭まで反発。欧米市場では一時105円51銭まで下落したが、106円46銭まで反発し、106円32銭で取引を終えた。 本日17日のドル・円は106円台で推移か。米国株の下落は一段落しつつあり、17日の日経平均株価はある程度反発する可能性があることから、ドル・円は106円近辺で下げ渋る見込み。 16日発表された9月の米鉱工業生産は前月比+1.0%で市場予想の+0.4%を大幅に上回った。同月の製造業生産も市場予想を上回っており、生産活動は拡大していることが確認された。賃金上昇はやや抑制されているが、労働市場は改善傾向にある。 ただし、インフレ期待はやや低下しているようだ。セントルイス連銀のブラード総裁は「指標次第で債券買い入れ増額を検討の可能性、予断を持たない」と指摘したが、市場関係者の間からは「特に驚くべき発言ではない」との声が聞かれた。 なお、ブラード総裁は「2015年第1四半期の米利上げ開始予想を維持する」、「米国のファンダメンタルズは依然強い」と述べており、利上げ先送りを主張しているわけではないようだ。現時点では、米国の利上げ開始時期は2015年3月か4月になる可能性が高いとみられる。 《KO》