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欧米為替見通し:地区連銀経済報告と為替報告書に要警戒

2014/10/15 17:19 FISCO
*17:19JST 欧米為替見通し:地区連銀経済報告と為替報告書に要警戒 本日15日の欧米市場のドル・円は、地区連銀経済報告と為替報告書に注目する展開となる。 ベージュブック(地区連銀経済報告)は、28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)での米国の景況感の判断材料となることで、悲観的な内容だった場合、米国連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期が先送りされる可能性が高まることで、ドル売り要因となる。 米国の9月小売売上高では、米国の7-9月期の国内総生産(GDP)に影響する「自動車ディーラー、ガソリンスタンド、建材などを除く売上高」に注目することになる。 本日発表予定の米財務省半期為替報告書では、環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る日米協議が難航していることで円安牽制に警戒することになる。 米国の製造業企業を代表する米国製造業同盟のエグゼクティブ・ディレクター、スコット・ポール氏は、ルー米財務長官に対して、米国の対中貿易赤字が100億ドル拡大していること、日本円が30%減価していることで、中国と日本へ通貨高圧力を加えるように要請している。 ルー米財務長官は、ドル高政策を標榜しているものの、先週末のG-20財務相・中央銀行総裁会議では、「主要国は競争的な通貨切り下げを回避するというG7の合意を順守する必要がある」と釘をさしている。 米財務省半期為替報告書は、毎年4月と10月の15日頃発表されるが、過去5年間やや遅れて発表されている。2013年は10月30日、2012年は11月27日、2011年は12月27日、2010年は翌年の2月、2009年は10月15日だった。 【今日の欧米市場の予定】 17:30 英・6-8月ILO方式失業率(予想:6.1%、5-7月:6.2%) 20:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:+3.8%) 20:00 南ア・8月小売売上高(前年比予想:+1.8%、7月:+2.4%) 21:30 米・10月NY連銀製造業景況指数(予想:20.70、9月:27.54) 21:30 米・9月小売売上高(前月比予想:-0.2%、8月:+0.6%) 21:30 米・9月生産者物価指数(前年比予想:+1.8%、8月:+1.8%) 23:00 米・8月企業在庫(前月比予想:+0.4%、7月:+0.4%) 03:00 米・地区連銀経済報告公表 03:00 米・9月財政収支(予想:+900億ドル、13年9月:+751億ドル) 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演予定 《KO》