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*16:25JST 米決算発表が本格化、JPモルガンやインテルに注目【クロージング】 14日の日経平均は大幅に5日続落となり、364.04円安の14936.51円（出来高概算27億5000万株）と、終値ベースでは8月8日以来の15000円を割り込んで取引を終えている。13日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに大幅な下げとなり、S＆P500指数は200日線を割り込んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比505円安の14835円となるなか、幅広い銘柄に売りが先行した。 売り一巡後は15000円を上回っての推移が続いていたが、後場半ば辺りから再び売り直される格好から、本日の安値圏で取引を終えている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の9割を占めている。セクターでは東証33業種全てが下げており、空運の下落率が5％を越えている。 日経平均は200日線を割り込むと、その後は同線が抵抗となる格好で、結果的には跳ね返される展開となった。もっとも、エボラ熱への警戒が強まっている米国市場の動向を見極めたいとの模様眺めムードが強かったとみられる。また、米国では本日のJPモルガン・チェース、シティグループ、インテルなど決算発表が本格化することになる。先週はハイテク企業の下方修正が嫌気売りにつながったこともあり、決算後の動向を見極めたいところ。 また、現在の米国市場の下げについては、QE3終了に向けたポジション圧縮ともみられている。そのため、15日に予定されている米地区連銀経済報告（ベージュブック）などを見極めたいとするムードも強まりやすい。 《KO》