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欧米為替見通し:4羽の米FRBのタカの発言に要注目

2014/10/10 17:20 FISCO
*17:20JST 欧米為替見通し:4羽の米FRBのタカの発言に要注目 本日10日の欧米市場のドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)高官による利上げの時期に関する発言に注目することになる。 今月末28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和第3弾(QE3)が終了することで、今後は、利上げまでの「相当の期間(considerable time)」の射程を模索することになる。 イエレンFRB議長は、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、初めてで緊張していたのか、「相当の期間」とは「6ヶ月程度」と口走った。 その後、「6ヶ月発言」を打ち消し、「イエレン・ダッシュボード」で監視している9つの雇用関連指標がリセッション(景気後退)前の水準を回復するまでは、利上げには踏み切らないと明言している。直近のデータでは、3つだけが回復している。 フィッシャーFRB副議長は、イスラエル中銀総裁時代には、量的緩和政策に批判的であり、リーマン・ショック後の世界同時金融緩和政策から逸早く利上げに踏み切ったことで、「タカ派」と見なされているが、「相当の期間」は、2ヶ月から12ヶ月と述べている。 タカ派のブラード米セントルイス地区連銀総裁は、2015年の第1・四半期の利上げを予想している。 ハト派のダドリー米ニューヨーク連銀総裁とウィリアム米サンフランシスコ地区連銀総裁は、利上げの時期は、2015年央と述べている。 本日は、4羽のタカ派(プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、フィッシャー米ダラス連銀総裁、ラッカー米リッチモンド連銀総裁)の見解を見極めることになる。 【今日の欧米市場の予定】 21:30 米 9月輸入物価指数(前年比予想:-1.4%、8月:-0.4%) 21:30 カナダ・9月失業率(予想:7.0%、8月:7.0%) 22:00 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演(金融政策とコミュニケーション) 02:00 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演(米経済) 02:30 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演(テキサス経済関連) 04:00 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演(大規模金融機関の破綻に関する考察) 《KO》