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今日の為替市場ポイント:IMFが2015年の世界成長率予想を下方修正

2014/10/8 8:27 FISCO
*08:27JST 今日の為替市場ポイント:IMFが2015年の世界成長率予想を下方修正 昨日7日のドル・円相場は、東京市場では109円23銭から108円39銭まで反落。欧米市場では一時107円82銭まで下落し、108円04銭で取引を終えた。 本日8日のドル・円は108円前後で推移か。世界経済見通しの下方修正を嫌気したリスク回避的な円買いは7日までに一巡した可能性があり、目先においてドル・円は108円近辺でもみ合いを続ける可能性がある。 国際通貨基金(IMF)は7日に公表した世界経済見通し(WEO)で2015年の世界成長率予想を下方修正した。IMFは2015年の世界成長率を+3.8%と予想しており、7月時点の+4.0%予測から引き下げた。2014年の成長率は+3.3%と予測している。 IMFはユーロ圏、ブラジル、ロシア、日本の見通しを引き下げており、中国の成長率は2014年が+7.4%、2015年は+7.1%と予想を据え置いた。しかしながら、2014年の米国の成長率を前回の+1.7%から2.2%に、2015年は+3.0%から+3.1%に上方修正している。米国は2015年半ば頃までに利上げを開始すると予想されているが、それでもIMFは2014年の成長率を上回ると予想している。 IMFが米国の成長率見通しを引き上げたのは、米国の利上げを正当化するためかもしれない。一部では米ドルの信認を維持するため(ドル体制の維持)の措置ではないか、との憶測が流れているようだ。 《KO》