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今日の為替市場ポイント:クリーブランド地区連銀総裁の発言
2014/9/25 8:06
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*08:08JST 今日の為替市場ポイント:クリーブランド地区連銀総裁の発言 昨日24日のドル・円相場は、東京市場では108円91銭から108円46銭で軟調推移。欧米市場では一時109円15銭まで反発し、109円04銭で取引を終えた。 本日25日のドル・円は、109円前後で推移か。108円台後半には個人勢、短期筋などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円は108円80銭近辺で下げ渋る可能性がある。 24日の欧米市場ではユーロ、日本円に対するドル買いが優勢となった。米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は「ドルが継続的に上昇すれば米経済が損なわれる恐れがあるものの、これを主要なリスクとは見なしていない」と発言したことがドル買いを促す要因となった。 NY連銀のダドリー総裁は22日、「急激なドル高は経済成長とインフレの浮揚に向けた金融当局の努力を損なう恐れがある」との見解を表明している。メスター総裁はダドリー総裁の見解を完全に否定したわけではないが、メスター総裁はある程度のドル高を容認しているのではないかと推察される。 米連邦準備制度理事会(FRB)の内部ではドル高の是非について異なる見解が存在しているのかもしれない。ドル体制の維持が米国の利益に適うと考えた場合、FRBがドル高を容認するのは不自然ではないが、中国、ロシアの経済的な台頭によってドルの影響力が相対的に低下していることは否定できない。 《KO》
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