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日経平均は大幅続伸、権利落ち分を即日吸収する見方で週初から権利取り狙いか【クロージング】

2014/9/19 16:13 FISCO
*16:13JST 日経平均は大幅続伸、権利落ち分を即日吸収する見方で週初から権利取り狙いか【クロージング】 19日の日経平均は大幅続伸となり、253.60円高の16321.17円(出来高概算25億8000万株)で取引を終えた。一時16364.08円まで上げ幅を広げており、1月6日に付けた年初来高値および昨年12月30日のアベノミクス相場の高値16320.22円を更新し、約6年10ヶ月ぶりの高値となった。 18日の米国市場では、早期利上げ懸念が後退したとの見方から、NYダウ、S&P500が高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の16145円だった。この流れを引き継ぐ格好となった。買い一巡後はスコットランドの独立の是非を問う住民投票の結果を見極めたいところでもあり、高値圏でのこう着となる局面もみられた。しかし、独立反対が優勢と報じられる中、円相場は1ドル109円台に突入。これを受けてインデックスに絡んだ商いを中心に日経平均は上げ幅を広げている。 その後、塩崎厚労相によるGPIF改革案についての慎重な発言や、円相場についても急ピッチの円安により、冷ます意味での閣僚発言なども出ていたが、日経平均は16300円をキープするなど、先高感の強い相場展開だった。 テクニカル面ではさすがに過熱感が警戒される面もあり、いったんは過熱を冷ます調整が欲しいところ。祝日を挟むこともあり、商いが細る可能性もある。とはいえ、円安が追い風となる中で達成感はなく、押し目買い意欲は相当強いだろう。 また、25日が中間配当取り最終日となる。翌26日には権利落ち分を即日吸収するとの見方が強まるようだと、週初から買い意欲が強まることも考えられ、日経平均は意外高となる可能性もありそうだ。 《KO》