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後場に注目すべき3つのポイント~黒田日銀総裁の講演内容に注目へ

2014/9/16 12:21 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~黒田日銀総裁の講演内容に注目へ 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・14時半からの黒田総裁の講演内容が相場変動要因になるか ・ドル・円は107円10銭付近、東京株式市場の軟調推移で上げ渋る展開 ・ミクシィ<2121>が切り返す展開、値動きの軽い中小型株での値幅取り ■14時半からの黒田総裁の講演内容が相場変動要因になるか 日経平均は反落。52.97円安の15895.32円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。15日の米国市場は、FOMC(連邦公開市場委員会)を前に手控える向きが多く売りが先行。スコットランドの独立を問う住民投票に対する警戒感などもあり、高安まちまちだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の15840円だったこともあり、利益確定の売りが先行した。 しかし、下を売り込む流れにはならず、その後は寄付きを挟んでの50円程度の狭いレンジ内でのこう着が続いている。指数インパクトの大きいところでは、中国アリババの仮条件引き上げを受けてソフトバンク<9984>が買い気配からのスタート。その他、信越化<4063>、TDK<6762>、KDDI<9433>、セコム<9735>、ソニー<6758>などが堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などが冴えない。 セクターでは情報通信が1%超の上昇となったほか、空運、卸売、水産農林、その他製品、サービスなどが小じっかり。半面、不動産、非鉄金属、ゴム製品、証券、銀行、ガラス土石、保険などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗している。 日経平均は狭いレンジ内でのこう着が続いている。国際展開する巨大銀行の資本規制が一段と強化されると報じられるなか、メガバンクが軟調。円相場が1ドル106円台をつけてきており、トヨタ自<7203>など自動車株なども冴えないなか、ソフトバンク<9984>が日経平均を下支えしている状況。また、理化学研究所と先端医療振興財団は、世界で初めてiPS細胞を使った患者への移植を実施したとの報道を受けて、バイオ関連の一角が堅調である。ミクシィ<2121>などゲーム株の一角も動意をみせている。 やや手掛けづらさが窺えるが、ソフトバンクが強含みで推移していることから投資余力が拡大し、バイオ・ゲーム関連など中小型株物色への安心感にもつながっているようである。銀行や不動産などの弱い値動きもあり、日経平均はこう着が続きそうだが、ソフトバンクの底堅い値動きが続く局面においては、先高期待は後退しないだろう。また、黒田日銀総裁の講演が14時半から予定されており、相場の変動要因になる可能性も意識しておきたいところ。 ■ドル・円は107円10銭付近、東京株式市場の軟調推移で上げ渋る展開 ドル・円は107円10銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場の軟調推移を受けて上げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは、1.2927ドルから1.2960ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から動意に乏しい展開。ユーロ・円は、138円58銭から138円72銭で推移。 12時20分時点のドル・円は107円10銭、ユーロ・円は138円67銭、ポンド・円は173円90銭、豪ドル・円は96円77銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は利益確定売り先行、ソフトバンク<9984>の上昇が下支え ・ミクシィ<2121>が切り返す展開、値動きの軽い中小型株での値幅取り ・後場は黒田日銀総裁の講演内容に注目へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:30 黒田日銀総裁が講演(大阪) 16:45 黒田日銀総裁会見 《KO》
関連銘柄 12件
2121 東証プライム
2,801
9/27 15:00
-44(-1.55%)
時価総額 219,125百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(4.69%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6367 東証プライム
20,550
9/27 15:00
+1,215(6.28%)
時価総額 6,023,493百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(-79.91%)
時価総額 17,861,503百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
1,970.5
9/27 15:00
-7,622.5(-79.46%)
時価総額 3,830,376百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(0.92%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(6.66%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(-1.22%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9735 東証プライム
5,502
9/27 15:00
-5,513(-50.05%)
時価総額 2,567,233百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17