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欧米為替見通し:「嵐の前の静けさ」

2014/9/15 16:05 FISCO
*16:05JST 欧米為替見通し:「嵐の前の静けさ」 本日15日の欧米市場のドル・円は、重要イベントを控えていることで、動意に乏しい展開が予想される。 16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)(250億ドル⇒150億ドル)が予想されており、イエレンFRB議長が記者会見を行うことで、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)の変更、「相当な期間」の削除が予想されている。 しかしながら、10月28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で150億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)(150億ドル⇒0)が予想され、量的緩和第3弾が終了することで、「相当な期間」の削除も同時に行われるとの見方もあり、予断を許せない状況となっている。 18日のスコットランド独立を問う住民投票では、賛成と反対が拮抗しており、独立賛成が多数派となれば、ポンド・ドルは1.40ドル台に向けて急落すると予想されている。 反対が多数となれば、ポンド・ドルは、イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ時期を探る展開となり、上昇トレンドに回帰すると予想されている。 18日のスイス国立銀行の金融政策決定会合では、スイス国立銀行高官がマイナス金利の可能性も示唆していることで、ユーロ・スイスフランの1.20防衛のためのマイナス金利の可能性に警戒することになる。 地政学的リスクでは、停戦合意の後も戦闘が続いているウクライナ情勢、戦闘が拡大し続ける中東情勢に警戒することになる。 《MY》