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*01:04JST 【NY午前外為概況】英米の早期利上げ観測にドルとポンドが上昇 　10日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、106円84銭まで上昇後、106円57銭へ反落した。 米連邦公開市場委員会（FOMC）が16-17日の会合でフォワードガイダンスの「現在の異例な低金利をQE終了後も「considerable time相当の期間」維持する」との文言を変更するとの思惑を受けたドル買いが続いた。また、日本の追加緩和観測を受けた円売りも継続。その後、予想を下振れた米7月卸売在庫でドル買いが後退した。 ユーロ・ドルは、1.2897ドルから1.2935ドルのレンジで上下に振れた。ユーロ・スイス絡みのユーロ買いと、ユーロ・ポンド絡みのユーロ売りが交錯。ユーロ・円は、138円05銭から137円68銭へ下落した。_NEW_LINE__ ポンド・ドルは、1.6120ドルから1.6170ドルへ上昇した。カーニー英中央銀行総裁の発言「利上げが必要になるポイントに近づいた」を受けて早期の利上げ観測が強まった。 ドル・スイスは、0.9335フランから0.9395フランへ上昇した。スイス国立銀行（SNB）関係者が「必要とあればマイナス金利を含んだ追加措置をとる」方針を示したためフラン売りが加速した。 [経済指標]・米・7月卸売在庫：前月比+0.1％（予想：+0.5％、6月：+0.2％←+0.3％） ・米・7月卸売売上高：前月比+0.7％（予想：+0.6％、6月：+0.4％←+0.2％） 《KY》