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後場に注目すべき3つのポイント~直近IPO銘柄の一角に短期資金が向かう

2014/9/10 12:21 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~直近IPO銘柄の一角に短期資金が向かう 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・市場のムードは悪く感じられるが、押し目拾いのスタンスは継続 ・ドル・円は106円26銭付近、米国早期利上げ観測で堅調推移 ・ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>の上場を控え、直近IPO銘柄の一角に資金 ■市場のムードは悪く感じられるが、押し目拾いのスタンスは継続 日経平均は反落。55.82円安の15693.33円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場では、連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が再燃しているほか、大手行への資本規制を一段と強化するとの観測が嫌気され、金融セクターを中心に売りが先行。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の15670円となり、これにサヤ寄せする格好から始まった。ただし、円相場は1ドル106円台で推移するなど円安基調が続く中で下を売り込む流れにはならず、日経平均は40円程度の狭いレンジ取引が続いている。 セクターでは電力ガス、ゴム製品、石油石炭、銀行、卸売、保険、空運、輸送用機器などがしっかり。一方で、非鉄金属が2%超の下落となったほか、建設、海運、ガラス土石、その他金融、倉庫運輸などが冴えない。規模別指数は大型株指数のみがプラス。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。 日経平均は5日線のほか、ボリンジャーバンドの+1σ水準でのこう着となっている。セクターでは非鉄金属や建設などの弱さが目立っているほか、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が重しとなる半面、KDDI<9433>、花王<4452>、アルプス<6770>、三菱商<8058>、トヨタ自<7203>などが下支えに。 週末に先物オプションSQを控えているが、SQ週の水曜日は下げるとのアノマリー。メリルリンチの大規模セミナー開催によって機関投資家の参加も限られているとみられるなか、積極的な売買は手控えられやすいだろう。その中で、個人主体による利益確定の流れが強まっており、日経平均のこう着以上に、市場のムードは悪く感じられている。とはいえ、ミクシィ<2121>などの弱い値動きについては、8月半ば以降から資金シフトがみられていた。建設の弱い動きについても、これまで大きな調整もなく上昇していたことから、当然の一服といったところだろう。不安定な状況下ではあるが、押し目拾いのスタンスは続けたい。 ■ドル・円は106円26銭付近、米国早期利上げ観測で堅調推移 ドル・円は106円26銭付近で推移。ドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まったことで堅調推移だが、東京株式市場が上げ渋る展開となっていることで上値は限定的。ユーロ・ドルは、1.2927ドルから1.2950ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から動意に乏しい展開。ユーロ・円は、137円36銭から137円54銭で推移。 12時20分時点のドル・円は106円26銭、ユーロ・円は137円44銭、ポンド・円は171円31銭、豪ドル・円は97円45銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・米国株安を受けて日経平均は利食い先行、大型株の上昇が下支えにも ・ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>の上場を控え、直近IPO銘柄の一角に資金 ・全体相場は手掛けづらい状況が続く、直近IPO銘柄など値動きの軽い銘柄での値幅取り ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 14:00 岩田日銀副総裁会見 <海外> 16:00 トルコ・4-6月期国内総生産(前年比予想:+3.0%、1-3月期:+4.4%) 《KO》
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大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
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4,679
10/1 15:00
+85(1.85%)
時価総額 10,781,258百万円
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9983 東証プライム
48,710
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+1,290(2.72%)
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9984 東証プライム
8,682
10/1 15:00
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時価総額 14,958,687百万円
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