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欧米為替見通し:ミンスク協議と米国8月雇用統計に要注目

2014/9/5 17:21 FISCO
*17:21JST 欧米為替見通し:ミンスク協議と米国8月雇用統計に要注目 本日5日の欧米市場のドル・円は、ウクライナ紛争の停戦を目指すミンスク協議、米国8月の雇用統計を見極める展開となる。 ウクライナ紛争の停戦を目指して、ミンスクで、プーチン露大統領、ポロシェンコ・ウクライナ大統領、親ロシア分離主義者、欧州安保協力機構の協議が行われが、停戦が合意されるか、それとも、決裂となるのかを見極めることになる。 米国8月の雇用統計の予想は、失業率が6.1%で7月の6.2%から低下、非農業部門雇用者数は、前月比+23.0万人(最大:+31万人、最低:+19万人)で、7月の+20.9万人からの増加幅の拡大が見込まれている。 イエレンFRB議長が注視している労働参加率、不完全雇用率などを見極める必要があるものの、予想通りに失業率が低下し、非農業部門雇用者数が増加した場合、ドル買い圧力が強まることになる。 8月のジャクソンホール・シンポジウムの昼食会で隣同士に座ったドラギ欧州中銀総裁とイエレンFRB議長の間で、流動性供給役のバトンタッチ(イエレン・プット⇒ドラギ・プット)が行われたのかもしれない。 米国連邦準備理事会(FRB)は、10月にテーパリング(量的緩和縮小)を終了し、市場への流動性供給の役割を終え、「かなりの期間」をかけて利上げのタイミングを模索し始める。 10月は、これまで「暗黒の木曜日」や「ブラック・マンデー」など、株式市場にとって不吉な月だったが、欧州中央銀行(ECB)が7000億ユーロの流動性供給の役割を担うことで、下値不安が解消されることになる。 【今日の欧米市場の予定】 18:00 ユーロ圏・4-6月期域内総生産改定値(予想:前期比0.0%、前年比:+0.7%) 21:30 米・8月失業率(予想:6.1%、7月:6.2%) 21:30 米・8月非農業部門雇用者数(予想:+23.0万人、7月:+20.9万人) 21:30 加・8月失業率(予想:7.0%、7月:7.0%) 21:30 加・8月雇用者数増減(予想:+1万人、7月:+4.17万人) 04:45 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演 《KO》