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*23:39JST 「NY為替」ドル買い再燃、米8月ISM非製造業景況指数が9年ぶりの高水準 外為市場でドルは朝方発表された米国の雇用指標が予想を下振れたためいったん伸 び悩んだ。しかし、その後発表された貿易収支で赤字が予想外に縮小したことや9年 ぶりの高水準に上昇したサービス業指数を好感したドル買いが再燃。ドル・円は104 円79銭まで反落後、再び105円台を回復した。ユーロ・ドルは欧州中央銀行（ECB）の 予想外の利下げも加わり1.2996ドルまで下落後も1.3005ドルと上値の重い展開。 米供給管理協会（ISM）が発表した米国の8月ISM非製造業景況指数は59.6と、予想外 に7月の58.7から上昇。2005年8月以降9年ぶりの高水準を記録した。 朝方発表された米国の民間部門の雇用者数を示す米8月ADP雇用統計は前月比+20.4万 人と予想外に7月の+21.2万人から伸びが減少。前週分新規失業は前週比4千件増の 30.2万件と予想を上振れ8月初旬以来の高水準となった。米商務省が発表した7月貿易 収支は405億ドルの赤字と、赤字幅は予想外に6月の408億ドルから縮小し1月以来で最 小となった。 【経済指標】 ・米・8月ADP雇用統計：前月比+20.4万人（予想：+22万人、7月：+21.2万人） ・米・7月貿易収支：-405億ドル（予想：-424億ドル、6月：-408億ドル） ・米・前週分新規失業保険申請件数：30.2万件（予想：30万件、前回：29.8万件） ・米・8月ISM非製造業景況指数：59.6（予想：57.7、7月：58.7） 《KK》