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今日の為替市場ポイント:外債投資拡大への思惑でリスク選好的な円売り

2014/9/3 8:18 FISCO
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:外債投資拡大への思惑でリスク選好的な円売り 昨日2日のドル・円相場は、東京市場では104円30銭から104円89銭で堅調推移。欧米市場では一時105円22銭まで上昇し、105円08銭で取引を終えた。 本日3日のドル・円は、105円前後で推移か。国内投資家による外債投資拡大への思惑でリスク選好的な円売りは継続する見込み。 2日の欧米市場ではドル高・円安が進行し、ドル・円は1月10日以来となる105円台前半まで上昇した。厚生労働相に塩崎氏が内定したことで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の改革が進展し、外債購入が拡大するとの見方が広がったこと、2日に発表された8月の米ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことがドル買い・円売りを促す要因となった。 GPIFは日本国債などの国内債の投資比率を下げて、国内外の株式や外国債券の投資を拡大することは既定路線となっているようだ。市場関係者の間では、GPIFによる日本国債投資が減少しても、日銀が日本国債を大量に買い続けることで日本国債の暴落は回避できるとの見方がある。しかしながら、円安進行によって物価上昇率2%の目標が達成された場合、日銀は現行の金融緩和策を終了するのか継続するのか、黒田総裁はその点を明確にする必要がある。 《KO》