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*22:28JST 「NY為替」米7月耐久財受注/6月ケース・シラー住宅価格指数など 外為市場でドルは強弱混合の米経済指標を受けてもみ合いが継続した。ドル・円は 104円00銭を挟んだ動き、ユーロ・ドルは1.3200ドルを挟んだ展開となった。 米国商務省が発表した7月の耐久財受注は前月比+22.6％と、市場予想の+8.0％を上回 り過去最大の伸びを記録。航空機の受注が大幅に増加したことが主要因。一方、変動 の激しい輸送用機器を除いた7月耐久財受注は前月比-0.8％と、予想外に5月来のマイ ナスに落ち込んだ。下落率は昨年12月来で最大を記録。 国内総生産（GDP）の算出に用いられる製造業出荷-資本材（非国防、除航空機/部 品）は前月比+1.5％と、予想外に3月来の大幅な伸びとなった。また、6月分も-1.0％ から+0.9％に上方修正された。一方で企業の設備投資の先行指標と見られる資本材 （非国防、除航空機/部品）受注は前月比-0.5％と、予想外に5月来のマイナスとなっ た。ただ、6月分は+1.4％から+5.4％へ大幅に上方修正された。 その後に発表された6月S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年比+8.1％と、市場予 想+8.3％も下回り昨年1月来で最低の伸びにとどまった。一方、同時刻にFHFA（米連 邦住宅金融局）が発表した住宅価格指数は前月比+0.4％と、市場予想の+0.3％を上回 り3月来で最大の伸びとなった。 [経済指標] ・米・7月耐久財受注：前月比+22.6％（前月比予想：+8.0％、6月：+2.7％） ・米・7月耐久財受注（除輸送用機器）：前月比-0.8％（前月比予想：+0.5％、6 月：+3.0％） ・米・7月製造業出荷-資本材（非国防、除航空機/部品）：前月比+1.5％（前月比予 想：+0.7％、6月：+0.9％←-1.0％） ・米・7月製造業受注-資本材（非国防、除航空機/部品）：前月比-0.5％（前月比予 想：+0.2％、6月+5.4％←+1.4％） ・米・6月S&Pケース・シラー住宅価格指数：前年比+8.1％（予想：+8.3％、5月： +9.37％←+9.34％） ・米・6月FHFA住宅価格指数：前月比+0.4％（予想：+0.3％、5月：+0.2％←+0.4％） 《KK》