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欧米為替見通し:ジャクソンホールへの思惑

2014/8/18 17:14 FISCO
*17:14JST 欧米為替見通し:ジャクソンホールへの思惑 本日18日の欧米市場のドル・円は、地政学的リスク(ウクライナ・中東)への警戒感から上げ渋る展開の中、週末22日のジャクソンホール・シンポジウムを控えて動意に乏しい展開が予想される。 ドル・円のテクニカル分析では、三角保ち合いを上抜けていることで、目標値107円を目指す上昇トレンドの可能性が高まっている。 19世紀末、ジャクソンという狩猟人が狩りをしていた峡谷(holeホール)で、20世紀末、カンザスシティ地区連邦準備銀行は、「ジャクソンホール・シンポジウム」の開催を決定した。 1978年から始まったシンポジウムは、当初世間から注目されなかったことで、8月の夏休みにフライフィッシングを楽しんでいたボルカー第12代FRB議長(1979年-1987年)を招聘すべく、1982年から、フライフィッシングが楽しめるジャクソンホールでの開催とし、毎年、世界の中央銀行総裁、政策担当者、著名エコノミストが集結する注目イベントに発展した。 2010年、バーナンキ第14代FRB議長は、「経済見通しが悪化した場合は、量的緩和第2弾を実施する用意がある」と述べ、11月に量的緩和第2弾を導入した。2012年、バーナンキ第14代FRB議長は、「より強い経済回復と労働市場のより持続的な改善を促すために、必要な追加緩和策をとる用意がある」と述べ、9月に量的緩和第3弾を導入した。 今年は、イエレンFRB議長の講演には、サプライズは無さそうだが、ドラギ欧州中銀総裁が量的緩和の導入を示唆する可能性、カーニー英中銀総裁が利上げ時期を示唆する可能性が警戒されている。 【今日の欧米市場の予定】 18:00 ユーロ圏・6月貿易収支(予想:+151億ユーロ、5月:+154億ユーロ) 23:00 米・8月NAHB住宅市場指数(予想:53、7月:53) 《KO》