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後場に注目すべき3つのポイント~25日線との攻防、中小型株中心に見直しの動きが継続

2014/8/14 12:19 FISCO
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~25日線との攻防、中小型株中心に見直しの動きが継続 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・テーマ株などで出遅れている銘柄などを見直す動き ・ドル・円は102円57銭付近、東京株式市場の強含みで堅調に推移 ・ミクシィ<2121>は一服も、中小型株中心に見直しの動きが継続 ■テーマ株などで出遅れている銘柄などを見直す動き 日経平均は4日続伸。90.99円高の15304.62円(出来高概算9億6000万株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場では、小売売上高が予想を下回ったことで早期利上げ観測が後退し、終日堅調な展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の15305円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好に。ザラバで15300円を回復するのは8月5日以来、7営業日ぶり。 米株高のほか、為替市場では1ドル102円60銭辺りと円安に振れて推移していることも買い安心感につながっている。寄り付き前に発表された6月の機械受注はコンセンサスを大きく下回ったが、市場への影響は限定的だった。もっとも、買い一巡後はこう着感が強まっているため、日経平均の日中値幅は50円程度と狭い。ただし、15300円処での底堅い展開をみせている。個人主体の資金はゲーム関連への物色が一服する半面、バイオ関連へ資金がシフトしている。セクターでは空運、建設、パルプ紙、鉱業、サービス、電気機器などが堅調。一方で、不動産が冴えないほか、その他金融、非鉄金属が小安い。 日経平均は25日線に上値を抑えられているものの、15300円を挟んでの底堅い展開をみせている。不動産株が軟調に推移しており、上値の重しとなっているが、ファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角がけん引する格好。また、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>が一服となるものの、回転の利いている資金はバイオ関連などにシフトしているようである。 日経平均は25日線レベルでの攻防は想定済みであり、上値の重さはそれ程嫌気されないだろう。一方で、テーマ株などで出遅れている銘柄などを見直す動きがみられている。先週の大幅な下げによる需給懸念は、今回のミクシィの切り返しによって一気に改善しているようである。 ■ドル・円は102円57銭付近、東京株式市場の強含みで堅調に推移 ドル・円は102円57銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移だが、地政学的リスクへの警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3357ドルから1.3366ドルで推移。欧州金融危機、ウクライナ紛争への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、136円94銭から137円08銭で推移。 12時18分時点のドル・円は102円57銭、ユーロ・円は137円03銭、ポンド・円は171円11銭、豪ドル・円は95円36銭付近で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・米国株高やドル・円の円安傾向が支援材料、日経平均は25日線との攻防に ・ミクシィ<2121>は一服も、中小型株中心に見直しの動きが継続 ・需給改善で引き続き中小型株、為替動向を注視へ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:45 5年国債入札の結果発表 <海外> 14:30 仏・4-6月期国内総生産(前年比予想:+0.3%、1-3月期:+0.7%) 15:00 独・4-6月期国内総生産速報値(前年比予想:+1.3%、1-3月期:+2.5%) 《KO》
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