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今日の為替市場ポイント:日本の7-9月期GDPが急回復する可能性は低いとの声

2014/8/14 8:06 FISCO
*08:06JST 今日の為替市場ポイント:日本の7-9月期GDPが急回復する可能性は低いとの声 昨日13日のドル・円相場は、東京市場では102円22銭から102円48銭で堅調推移。欧米市場では一時102円55銭まで上昇し、102円42銭で取引を終えた。 本日14日のドル・円は、102円50銭前後で推移か。欧米諸国の株高を意識してドル・円は102円台前半で下げ渋る見込み。 13日に発表された日本の4-6月期国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率-6.8%で市場予想の-7.0%をやや上回ったが、GDPにおける需要項目別の成長率(前期比年率換算)については、家計最終消費支出(-19.2%)、民間住宅投資(-35.3%)、民間企業設備投資(-9.7%)となった。輸出も伸び悩んでおり、財貨・サービスの輸出は-1.8%だった。 個人消費、住宅投資、民間設備投資は大幅に減少しており、民間需要は-13.9%。また、在庫品が増加していることも確認されており、今後は生産調整が広がる可能性がある。4-6月期のGDP成長の大幅な落ち込みは消費増税の影響によるものだが、増税の影響は一過性ではないとみられている。また、実質賃金が上昇する見込みはなく、輸出促進につながる要因は少ないことから、7-9月期にGDP成長が急回復する可能性は低いとの声が聞かれている。 《KO》