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*20:08JST 米株式：「地政学的リスクの緩和期待で堅調推移か」 12日のニューヨーク株式市場は、地政学的リスクの緩和期待から堅調推移が予想される。 地政学リスクは引き続きくすぶるが、ケリー国務長官は「米戦闘部隊のイラクへの再投入ない」との見解を示している。また、ロシアは赤十字国際委員会（ICRC）と連携してウクライナ東部に人道支援のためのトラック部隊を派遣した。 オバマ大統領は、国際的な枠組みの下での支援に支持を表明している。 地政学リスクに対する緊張が和らぐなか、市場も落ち着きを見せそうである。グローベックスの米株先物はNYダウで40ドル高程度で推移しており、リバウンドを意識しておきたいところか。 なお、8月中旬から9月1日のレイバーデーの祝日頃まで夏季休暇に入る投資家や市場関係者も多く、次第に閑散取引となるため、ポジション圧縮の流れも意識されるため、戻りは限られよう。 なお、経済指標ではイエレンFRB議長の「イエレン・ダッシュボード」が含まれる米国6月の求人件数、7月の財政収支が予定されている。 《MY》