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欧米為替見通し:米国債償還とヘッジファンド解約45日前告知ルール

2014/8/11 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:米国債償還とヘッジファンド解約45日前告知ルール 本日11日の欧米市場のドル・円は、ウクライナ情勢やイラク情勢の行方を見極めつつ、15日の米国債償還・利払い、ヘッジファンド解約45日前告知ルールに伴う資金の流れに警戒する展開が予想される。 ドル・円のテクニカル分析は、攻防の分岐点となっている「三角保ち合い」の上辺(102円19銭)と200日移動平均線(102円25銭)を上抜けることができるか否かに注目することになる。抵抗帯を上抜けた場合は、上昇トレンドが再開し、上抜けることができなかった場合は、下落トレンドの可能性が高まることになる。 今週末8月15日は、米国債償還・利払いで円買い圧力が強まる日柄、9月末のヘッジファンドの解約45日前告知ルールにより、日本株売り・円売り圧力が強まる日柄となっている。 先週は、世界最大の年金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式投資分が、12%から20%へ引き上げられるとの観測、すなわち、「グレート・ローテーション」への期待感が、円高・株安を食い止めた。 今週は、米国最大の年金であるカリフォルニア州職員退職年金基金(運用資産2950億ドル)が、リスク資産の投資を引き揚げて、安全資産に戻すと報じられている。 世界市場への流動性供給は、米国連邦準備理事会(FRB)が終了に向かっており、日本銀行や欧州中央銀行に代替が期待されている。 リスク資産への投資も、米国の年金から日本の年金へのバトンタッチが期待されているのかもしれない。 【今日の欧米市場の予定】 21:15 加・7月住宅着工件数(予想:19.3万戸、6月:19.83万戸) 《KO》