マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 3:38:28
14,555,081
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

トルコリラ円今週の予想(1月29日)サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2024/1/31 17:35 FISCO
*17:35JST トルコリラ円今週の予想(1月29日)サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。 陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『安値圏での保ち合いが続きそうだ』と述べています。 続けて、『トルコの景気は底堅いものの、慢性化する高インフレが経済成長の足かせになっている』と伝え、『昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比64.77%上昇と、伸びは11月の61.98%から一段と加速。今年1月から導入された最低賃金は半年前に比べて49%引き上げられ、交通費や食品など生活全般の価格が一気に高騰した。外国為替市場では通貨リラの対ドル相場が今月、過去最安値となる1ドル=30リラ台に下落。生活必需品の多くを輸入に依存しているため、輸入品の値上がりを通じた物価高騰が抑制できない状況が続いている』と解説しています。 次に、『トルコ中央銀行は25日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き上げて45%とすることを決定した』と伝え、『中銀は「政策金利の現在の水準は、月ごとのインフレ率の基調に大幅な低下が見られ、インフレ期待が予測範囲に収束するまで維持される」と表明した。中銀は昨年12月に65%程度だったインフレ率が今年5月に70─75%に拡大後、今年末までに約36%へ低下すると予想している』と述べています 陳さんは、『トルコ中銀は現在の政策金利(45%)でインフレを十分抑制できるとしているが、本当にインフレ率が鈍化するか否かは不透明。仮に2月に発表される1月消費者物価指数(CPI)や1月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回れば、名目金利からインフレ率を引いた実質金利のマイナス幅が拡大するため、トルコリラ売りが強まる可能性がある』と考察しています。 トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.60円~4.95円』と予想しています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月30日付「トルコリラ円今週の予想(1月29日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《CS》