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利下げを占う米4-6月期GDP速報値などに注目 住信SBIネット銀行(三井智映子)
2019/7/23 10:49
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*10:49JST 利下げを占う米4-6月期GDP速報値などに注目 住信SBIネット銀行(三井智映子) 皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。 先週の米主要株価指数は揃って3週ぶりの反落となりました。米利下げ期待に支えられて過去最高値をつけた後、調整のような動きだったと言えます。一方で台湾積体電路製造(TSMC)やオランダの半導体製造装置メーカーのASMLの決算が好感され、半導体製造装置株が上昇し、半導体株指数は週間で1.3%上昇しました。日経平均株価は週間では200円を超える下落となりました。 コモディティでは金価格は上昇したのに対して原油価格は大幅に下落、米10年債利回りは3週ぶりに低下しました。為替市場では、利下げ期待後退でドル高。ドイツ紙が、ECBによる国債購入の再開などの追加緩和の準備があると報じたことからユーロが売られています。 さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。 まずレポートでは『今週25日のECB理事会に続く、来週29-30日の日銀政策会合、さらに30-31日のFOMCが意識される週となるだけに、様々な憶測を背景に米2年、5年、7年債入札への応札需要も含めた米債券市場の動向がドル/円の相場に大きく影響すると思われます』と述べています。 またドル/円の値動きについては、『先週の安値107円21銭を下回り、6月26日の107円10銭、さらには6月25日の106円78銭を下に抜け、円高を加速させるのか米債券市場の動向が注目』とのことで、『26日に発表される米4-6月期GDP速報値をはじめ、25日発表の6月耐久財受注や24日発表の米7月製造業PMIに改善が見られるか、債券市場の反応が注目されます』との見解です。 先週下落したユーロについては、『25日のECB理事会を前に24日発表のドイツやユーロ圏7月の製造業PMIや25日のドイツ7月IFO企業景況感指数が注目されます』と伝えています。さらに、『ユーロ/円は6月3日と昨晩7月18日の安値がいずれも120円78銭で下げ止まっており、この水準を下回るとドル/円の下落にも拍車が掛る可能性があることから動向が注目されます』と考察しています。 そして23日には英国の新首相を決める保守党党首選の結果が発表されますね。ブレグジットの先行きや、米国との関係性などがどうなるのか気になるところです。ポンドの値動きについてレポートでは、『今週ここまでに付けた2017年4月以来となる1.2382ドルを下値にした反発基調を持続することができるか、注視しておく必要がありそうです』との見解となっています。 参考にしてみてくださいね。 上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。 フィスコマーケットレポーター 三井智映子 《CN》
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