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日本株の一段高を阻むものは?、SMBC日興証券(花田浩菜)
2019/4/9 11:30
FISCO
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*11:30JST 日本株の一段高を阻むものは?、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 4/9付の「DailyOutlook」では、日本株の一段高を阻む要因について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『足元の日経平均は3月以降のレンジの上限まで上昇しており、昨日には年初来高値の更新が期待された。しかし、結局のところ売りに押される格好となった。日米中の株価パフォーマンスをみると、18年末にかけて同様に調整を余儀なくされた一方で、19年初以降は日本株が出遅れている』と伝えています。 続けて、財政・金融政策の違いを1つの要因として挙げ、『今年に入り、米国は金融政策に対して緩和的なスタンスに転換しており、株式市場にとってポジティブ要因となっている。また中国では金融政策として預金準備率の引き下げを実施したほか、インフラ投資の原資となる地方特別債券の発行額を前年度より増額。また国内消費を促す減税策など、財政政策を相次ぎ打ち出しており、景気の回復期待が追い風となっていよう。一方で、日本の財政・金融政策に大きな動きはみられず、投資家は米中と比べて日本の政策に物足りなさを感じている可能性があるだろう』と分析しています。 さらに、『もっとも、現状では世界景気は回復に向かっている。日本株は世界景気敏感株の側面があり、海外要因が株価に与える影響は大きい。このため、日本が財政・金融政策を打ち出さなくても、景気回復を前提とした企業業績の拡大を背景に日本株の米中株に対する出遅れは是正されていくとみている』とまとめています。 最後にレポートでは、『日米中の株価パフォーマンス』を紹介しています。詳しくは4/9付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《ST》
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