トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
NYダウ
9/30
42,330.15
+17.15
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 16:27:02
9,231,053
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
コラム【アナリスト夜話】:ペイペイに続け?(マネックス証券チーフ・アナリスト大槻奈那)
2018/12/19 9:36
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*09:36JST コラム【アナリスト夜話】:ペイペイに続け?(マネックス証券チーフ・アナリスト大槻奈那) 先週、ソフトバンクとヤフーの決済システム「ペイペイ」が話題になりました。弊社でも、ある人が全額キャッシュバックに当選し、盛り上がりは最高潮に達しました。 システムの不具合などいろいろ問題もありましたが、やはり、この「100億円あげちゃうキャンペーン」が、わずか10日で100億円を還付しきって終了したのは驚きでした。逆算すると、300強~400億円程度使われた計算です。仮に1アカウント当たりの利用額が1~2万円とすると、200~400万のアカウントが開設されたことになります。 新生銀行や住信SBIネット銀行などのリテール口座数が300万規模ですから、ペイペイは、わずか10日で小規模銀行に匹敵する顧客を集めたことになります。 このままでは、従来の銀行は、個人の決済から弾き出されてしまうかも・・・そんな危機感があるかと思いきや、この上期決算の取材で聞いた銀行のコメントは意外と楽観的でした。その背景の一つが、先月、銀行連合が発表した統一QRコードによるスマホ決済の開発です。 確かに、自分の給与口座から直接支払える銀行のスマホQR決済は便利に思えます。しかし、今回のペイペイで明らかになったように、消費者に使ってもらうには、サプライズ感があり、口コミで広がるようなメリットが重要です。銀行連合は安価な加盟店手数料を打ち出していますが、問題は、利用者側にどこまで大胆なメリットを提供できるかでしょう。 銀行のスマホQR決済稼働の2020年4月までの間に、どこかがデファクト・スタンダードになれるかどうか。あるいは、先発組を破壊するようなキャンペーンを銀行連合が打ち出せるのか。個人決済の世界は、デファクトを獲得するため、いかにメリットを付与するかの戦いになりそうです。 実は今回は、「ペイペイで何を買おうか」と迷っているうちに、100億円キャンペーンが終わってしまいました・・・次回またどこかが行うであろうキャンペーンに備え、今から買いたいものを心に決めておこうと思います。 マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那 (出所:12/17配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋) 《HH》
関連記事
12/19 9:23 FISCO
中国の軍用ドローン、中東で輸出増加=英シンクタンク
12/19 9:22 FISCO
仮想通貨交換業に関する研究会報告(案)まとまる~ICOは規制対象とし、参入認める提言
12/19 7:40 FISCO
NYの視点:米12月利上げは98%が予想、2019年は利下げ予想も浮上=Fed調査
12/18 18:06 FISCO
さわかみホールディングス代表 澤上篤人氏インタビューvol.5 成熟経済ではお金を使い楽しむべき【フィスコ 株・企業報】
12/18 17:50 FISCO
来年の金融政策の行方が注目されるFOMCをしっかりチェック!住信SBIネット銀行(三井智映子)