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SOMPO Research Memo(3):長期的には事業面へのプラス効果も期待できる社会・環境コミュニケーション

2018/9/14 18:12 FISCO
*18:12JST SOMPO Research Memo(3):長期的には事業面へのプラス効果も期待できる社会・環境コミュニケーション ■社会・環境への配慮とコミュニケーション 社会・環境にかかるステークホルダーとのコミュニケーション事例として、以下の取組みからも、SOMPOホールディングス<8630>の「見えざる価値」が感じられる。 <お客さまからの信頼向上のための取り組み> 同社では2017年6月に「お客さま本位の業務運営方針」を公表し、これに取り組んでいるが、これはグループとして掲げる経営理念とも整合している。同社ではこの取り組みに関し「『お客さま本位の業務運営方針』に基づく取組結果」も同社ホームページで公表しており、お客さまの信頼を業務運営の基本とする同社の真摯な姿勢を垣間見ることができる。(https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/company/fiduciaryduty/torikumi2017.pdf) <地域貢献への取組み>  — 防災教育 「防災ジャパンダプロジェクト」— 同社では、将来を担う子どもたち(および保護者)を対象として、災害から自分自身・周囲の人を守るための知識や安全な行動を身につけてもらうことを目的としたプロジェクトを実施している。具体期には、「防災人形劇」および「体験型防災ワークショップ」を実施。2018年3月末の時点で、24,000人以上の参加を数えている。損害保険を扱う企業らしいし地域貢献の形として好感が持てるほか、次世代の社会を担う子どもたちに対し、災害リスクに対する確かな意識づけがなされることは、長期的に見れば事業面へのプラスも想定できる。 <美術・文化への貢献> — アート、スポーツを介して障がい者の自立をサポート — 同社は、一般社団法人障がい者自立推進機構と連携し、アート、スポーツを介した障がし者の自立支援にも注力している。同推進機構が主催する「SOMPO パラリンアートカップ 2018」は、パラリンアート(障がい者が制作する美術作品)が広く周知されることを目的としており、アート、スポーツをはじめ各界の第一線で活躍する著名人が審査に加わり、受賞作品を選んでいる。同社では3年前からこれに賛同し、参画している。 <環境コミュニケーション>  — 「SAVE JAPAN プロジェクト」— 環境活動の一環として、SAVE JAPANプロジェクト※において、NPOなどと協働して、多くの市民に身近な自然環境に関心を持ってもらえる機会を提供する取り組みを展開している。この取り組みは、自然環境を守るだけでなく、次世代育成を意識した内容となっている。2018年3月までに、延べ739回のイベントを開催し、3,700名を超える人々が参加している。 ※http://savejapan-pj.net/ 同社では、気候変動による自然災害の増加が保険金支払いの増加につながるという危機意識を持っており、自社の環境負荷削減に加え、再生可能エネルギーの普及・拡大を後押しする保険商品を提供するなど、事業活動を通じた環境課題の解決にも積極的に取り組んでいる。 (執筆:フィスコアナリスト) 《SF》
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大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30