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ブロックチェーンを活用した人材の職歴情報登録システムの特許を出願

2018/9/7 17:36 FISCO
*17:36JST ブロックチェーンを活用した人材の職歴情報登録システムの特許を出願 株式会社SKILLは、ブロックチェーンを活用した人材の職歴情報登録システムの特許を出願した。 SKILLは、ブロックチェーンを活用した企業と個人間の人材マッチングプラットホーム「SKILLプラットホーム」の提供を計画し、その中核機能となる職歴情報登録システムの開発を進めている。 「SKILLプラットホーム」の職歴情報登録システムは、個人の職歴情報をブロックチェーンに記録するシステムのことで、自分が関わったプロジェクトや業務の活動内容を記入し、記録された情報が正しことを客観的に証明するために、「リファレンサー」と呼ばれる第三者による承認を得てから、ブロックチェーンに記録する仕組みである。 職歴情報の信憑性は、雇用者と被雇用者との間のミスマッチを減らし、人材市場では重要な要素だが、現実は。虚偽や不正確な情報が氾濫している。改ざんが不可能なブロックチェーン上に虚偽や不正確な情報が記録されることは好ましことではない。 そこでSKILLは、ブロックチェーン上に不正確な情報が残されないような仕組みを実現することにした。たとえば、職歴情報を第1データ、リファレンス情報を第2データと位置づけたとすると、ブロックチェーンを活用して第1データと第2データの関連性を効率的に表すといった、汎用性の高いデータ管理方法が機能することになる。 ■特許出願の概要 名称:データ管理方法、データ管理システム、およびデータ管理プログラム 内容:データ管理方法、とくに、分散公開型データベース(ブロックチェーン)を用いたデータ管理方法 狙い:分散公開型データベースに不必要なデータを残しにくいデータ管理方法を提供する ■「SKILLプラットホーム」の人材マッチングとトークンエコノミー SKILLが発行するトークンは、ユーティリティートークンとして、個人が自分の職歴情報をブロックチェーンに記録する機能を持っている。従来の人材紹介や斡旋市場では、人材情報は仲介業者が管理しているが、「SKILLプラットホーム」のデータベースは、ユーザーやリファレンサーが作成し、承認する非中央集権型(分散型)である。 「SKILLプラットホーム」は、ユーザーの職歴情報の登録に対してトークンが送付される仕組みを提供することで、自身の職歴に関するライフログを生成できると同時に報酬を得ることができる。 ここで構築されたデータベースの情報の一部あるいは全部は、ユーザーの設定に基づいて公開され、企業がそれらを検索・閲覧するのにトークンを消費し、上記ユーザへの報酬などに充当される。 企業と人材のマッチングが成立したら、企業からユーザーにマッチング報酬を送付できるといった、活発なトークンの流動性を伴う雇用者と求職者を直接結びつける、新たな人材マッチングプラットホームである。 2018年6月に設立されたばかりのSKILLは、ブロックチェーン技術によって、従来の中央集権型の人材市場に革新的なイノベーションをもたらし、就労者に働く喜びとより豊かな生活が提供できるような事業を行っていく考えである。 【ニュース提供・エムトレ】 《US》