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今週のマーケット展望「バブル崩壊後の戻り高値を試す展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

2017/11/6 15:29 FISCO
*15:29JST 今週のマーケット展望「バブル崩壊後の戻り高値を試す展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由) こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。先週末に日経平均は22500円台を回復しましたが今週は一体どうなるのでしょうか。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、11月6日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 広木さんは今週の焦点について、『日経平均が1996年6月26日に付けたバブル崩壊後の戻り高値2万2666円を抜くかどうか。ここまでの強さからすれば、達成はじゅうぶん可能だろう。しかし、高値を更新した後は、目標達成感とテクニカル的な過熱感から利益確定売りが膨らむだろう。トランプ大統領のアジア歴訪にあわせた北朝鮮の挑発行動も懸念される』と伝えています。 続けて、『テクニカル的な過熱感と述べたが、確かに日経平均は25日移動平均線との乖離率が5.8%に達し、RSIも90を超えているため、ここからさらなる急伸は考えにくい。しかし、騰落レシオ(東証1部、25日平均)は過熱レベルといわれる120を超えているものの、10月18日の138からは低下している。値幅ではなく日柄でスピード調整をするタイミングか』との見解を述べています。 最後に、米国ではアップルの決算発表など重要なイベントが一通り終了したことから短期的には出尽くし感が台頭するとする一方で、国内に関しては『日本の決算発表の目玉は、7日のトヨタだが、最近は市場への影響度が落ちている。かつてはトヨタの決算が市場のセンチメントをおおいに動かしたものだが。日米それぞれの市場においてともに時価総額最大企業だが、市場における存在感という点ではアップルとの差は歴然となっている。10日には260社余りが決算を発表し、これで4-9月期決算発表もほぼ一巡する』と言及しています。 飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコリサーチアナリスト飯村真由 《DM》