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Shinwa、KOKUSAI、ユーグレナなど

2024/7/5 15:04 FISCO
<3099> 三越伊勢丹 3528 +250大幅続伸で高値更新。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2700円から3800円に引き上げている。前期第4四半期の業績上振れ、免税売上前提の引き上げなどにより、業績予想を上方修正しているもよう。25年3月期営業利益は571億円から787億円に引き上げ、620億円程度の市場予想も大幅に上回るとみている。また、26年3月期も582億円から812億円に上方修正のようだ。 <6525> KOKUSAI 5610 +580大幅続伸で高値更新。韓国サムスン電子が4-6月期の決算速報を発表している。4-6月期営業利益は10兆4000億ウォンとなり、市場予想の8兆3000億ウォンを大幅に上回ったもようだ。増益率は数年ぶりの大きさともなっている。メモリーチップの需要回復が反映される好決算に。同社は国内半導体製造装置メーカーの中でもサムスン電子向けに強みを持つと位置付けられており、ポジティブな反応が波及する形に。 <1911> 住友林 5327 +181大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も6000円から6400円に引き上げている。米国住宅の底堅い需要は継続し、今後も力強い利益成長が続くとの見方を継続のもよう。一方、足元では米金利高止まりによる住宅需要減速リスクが意識され株価は調整しており、PERなどのバリュエーション水準には割安感が高まったと判断しているようだ。なお、上半期決算発表時に通期予想は上方修正の可能性ともしている。 <2809> キユーピー 3400 +236大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は107億円で前年同期比2.1倍となり、90億円程度の市場予想を大幅に上振れている。つれて、通期予想は従来の310億円から340億円、前期比72.6%増に上方修正している。北米における大手流通への新規導入などもあり、海外売上が好調に推移。また、国内市販用の安定推移、主要原材料価格の低下効果などが好業績の背景になっている。 <3549> クスリのアオキ 2906 +0.5伸び悩んでもみ合い。前日に24年5月期の決算を発表、営業利益は186億円で前期比21.4%増となり、市場予想を5億円程度上振れての着地となっている。一方、25年5月期は251億円で同35.2%増、大幅増益予想ではあるものの、市場コンセンサスの260億円程度は下回っており、マイナス視する動きもあるようだ。ただ、6月既存店が好スタートを切っており、会社計画は保守的との見方なども残ってはいるようだ。 <9948> アークス 2674 -212大幅反落で年初来安値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は38.7億円で前年同期比2.8%減となっている。据え置きの上半期計画は82億円で同3.3%増であり、進捗の遅れがネガティブに捉えられているようだ。既存店客数の伸び悩みなどで売上総利益率がやや低下したほか、人件費やポイント還元制度の変更による販売費の増加なども影響したもよう。 <8016> オンワードHD 580 -45大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は50.7億円で前年同期比5.7%減となっている。据え置きの上半期計画55億円、同9.5%増との比較では進捗率が高いものの、業績には季節性が強く、減益決算をマイナス視する動きが先行。商品在庫水準の適正化を計画的に進めたことで売上総利益率が低下したほか、ジョゼフ事業が卸売事業を中心に苦戦したことで海外事業の収益が悪化したもよう。 <2931> ユーグレナ 557 +49大幅続伸。NTTとの共同研究によって、世界で初めて中性子線照射による藻類の品種改良技術を確立したと発表している。バイオ燃料原料の油脂生成量を最大1.3倍に増加させることに成功したもよう。今後は気候変動問題の解決に向け広範囲での活用が期待とされている。ユーグレナの燃料活用拡大へつながっていくとの見方など先行する展開へ。 <2303> ドーン 2149 +91大幅反発。エクシオグループとの業務提携、並びに、tiwakiとの資本業務提携を行うと発表している。エクシオグループは通信・電気・土木・ITソリューションに関するコンサルやシステム構築を手掛け、自治体、官公庁においても実績を有している。また、tiwakiはエッジデバイスを搭載した高速・小型のAIカメラなどを手掛けており、同社では優先株やCBの引き受けにより50%超の筆頭株主となる予定。防犯分野ソリューションの成長期待につながる形へ。 <2437> Shinwa 387 -80ストップ安。連結子会社であるShinwa Priveにおいて、21年5月期頃から24年5月期までのプライベートセールに関する不適切な会計処理により、実態と相違がある売上計上の疑いがあることが判明したと発表。事実関係調査などへ第三者委員会を設置するほか、7月12日発表予定であった24年5月期の決算発表も延期するとしている。先行き不透明感の強まりから処分売りの動きが急がれる形になっている。 《ST》
関連銘柄 10件
1911 東証プライム
5,406
11/22 15:30
+58(1.08%)
時価総額 1,113,998百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
2303 東証スタンダード
2,297
11/22 15:30
-25(-1.08%)
時価総額 7,580百万円
地理情報システム(GIS)を活用したシステムの開発・販売等を行う。NET119緊急通報システムが主力。官公庁が主要取引先。映像通報システム「Live119」の導入拡大進める。エクシオグループと業務提携。 記:2024/10/22
2437 東証スタンダード
251
11/22 15:30
+2(0.8%)
時価総額 2,695百万円
美術品オークション会社。近代美術やコンテンポラリーアートに加え、資産価値の高いワインや家具などのオークション、ダイヤモンド投資、画廊運営事業等も。オークションでは高額品の取り扱い比率の向上などに注力。 記:2024/10/24
2809 東証プライム
3,596
11/22 15:30
+36(1.01%)
時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
2931 東証プライム
433
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 59,023百万円
ミドリムシ等を活用した健康食品、化粧品の開発・製造・販売等を行うヘルスケア事業が主力。バイオ燃料の開発・製造・販売等も。青汁のキューサイを傘下に持つ。次世代エイジングケアブランド「CONC」に積極投資。 記:2024/09/02
2,151.5
11/22 15:30
-40(-1.83%)
時価総額 839,773百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3,303
11/22 15:30
+92(2.87%)
時価総額 312,457百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。1869年創業。石川県白山市に本社。グループ店舗数は950店舗超。調剤併設率の向上、生鮮食品の導入など品揃え強化を図る。 記:2024/10/20
2,210.5
11/22 15:30
+15.5(0.71%)
時価総額 521,789百万円
半導体製造装置専業メーカー。日立国際電気から独立。成膜プロセス、膜質改善プロセスを軸に事業展開。バッチALD対応成膜装置に強み。海外売上比率は8割超。生産・開発、販売・サービス体制の拡充などに取り組む。 記:2024/10/05
523
11/22 15:30
+9(1.75%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24
9948 東証プライム
2,497
11/22 15:30
+17(0.69%)
時価総額 143,952百万円
スーパーマーケットチェーン「アークスグループ」の持株会社。ラルズ、福原、ユニバース等を傘下に収める。北海道、青森、岩手で市場シェアトップ。グループ総店舗数は370店舗超。中食・内食需要の取り込み図る。 記:2024/10/25