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野村マイクロ、キユソ流通、アイチなど

2024/3/28 15:34 FISCO
<6490> 日ピラ工 6120 +220大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」、目標株価7330円でカバレッジを開始した。半導体製造装置継手部品へのピラフロンの競争優勢性が高いこと、半導体洗浄装置以外にもピラフロンの使われ方が広がる可能性があること、中国装置メーカー向けへのピラフロンの開拓、耐久性がある高圧水素シールを開発していることなどを評価。25年3月期受注高は17%増を予想し、23年3月期水準を上回ると分析。 <8088> 岩谷産 8143 +238大幅続伸。2027年までに約500億円を投じ、川崎市と愛知県豊田市に液化水素の製造拠点を新設すると報じられている。生産能力は現状から約2倍の年間2.4億ノルマル立方メートル程度に増えるようだ。水素活用用途の広がりが想定される中で、積極的な拡大戦略を評価する動きが優勢に。また、本日はコスモエネルギーHD株を追加取得して、持分法適用会社化することも発表している。 <6254> 野村マイクロ 5290 +610大幅反発。韓国半導体大手SKハイニックスのCEOが、米国で半導体の組み立て工場の建設を検討していると明らかにしたと伝わっている。投資規模は約40億ドルとなる見通しのようだ。同社は半導体工場で使われる超純水プラントにおいて栗田工業とシェアを二分し、韓国・台湾企業向け開拓での先駆者とも位置付けられている。期待材料につながっているようだ。なお、本日は1:4の株式分割権利落ち日ともなっている。 <8920> 東祥 710 -55大幅反落で安値更新。20年4月の安値水準も一時割り込んでいる。前日に業績予想の修正を発表。スポーツクラブ事業の一部店舗において収益性の低下がみられるため、減損損失として33.5億円程度を特別損失に計上する見込みとし、24年3月期純損益は16億円の黒字予想から一転、28億円の赤字見通しに下方修正している。なお、営業利益は40億円から39億円に小幅減額、人件費などの費用が想定以上としている。 <6955> FDK 742 +34大幅続伸。前日に24年3月期の業績修正を発表した。売上高はニッケル水素電池と電子事業の各種モジュールの売上減により減少する見込みだが、営業利益は売上減の影響を経費削減や販売価格の見直しなどで補い想定どおりとしている。経常利益は受取利息や為替差益などの好転で、従来予想の4億円から6億円に上方修正している。営業利益は第3四半期まで大幅減益であったことから、計画据え置きで安心感も強まる形のようだ。 <9369> キユソ流通 1160 +96大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は11.9億円で前年同期比82.1%増となり、据え置きの通期計画46億円、前期比14.1%増に対して順調な進捗となっている。共同物流事業が、鶏卵供給不足の影響からの緩やかな回復や適正料金施策効果、減価償却費の減少などで大幅な増益となったほか、インドネシアにおける新規・既存取引の拡大で関連事業も大幅増収増益となっている。 <6345> アイチ 1071 -79大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表している。24年3月期営業利益は従来予想の75億円から57億円、前期比22.5%減に引き下げ。トラックシャシの認証が想定より大幅に遅れたことで、シャシの改修・登録業務にて翌期へのずれ込みが発生するもよう。第3四半期までは2ケタ増推移であったため、一転しての2ケタ減益見通しにネガティブなインパクトが先行へ。 <8237> 松屋 1070 +25大幅続伸。前日に24年2月期配当予想の引き上げを発表している。期末配当金は従来計画の5円から7.5円に引き上げ、年間配当金は前期比7.5円増の10円としている。変化する経営環境や当期の業績動向および財務状況などを総合的に勘案した結果としている。10月には年間配当金計画を5円から7.5円に引き上げていたが、再度の上方修正となる形になっている。 <4344> ソースネクスト 243 +1続伸。子会社のポケトークと富士ソフトが、ソフトウェア開発及び端末・ソフトウェアの販売展開において中長期的なパートナーシップを構築するため、資本業務提携契約を締結すると発表している。既存製品の改良や新製品の開発加速、新たな市場や顧客の開拓を進めていくもよう。第三者割当の形で、富士ソフトがポケトーク5000株を10億円で取得する。 <9501> 東京電力HD 918.2 +22.8大幅続伸。柏崎刈羽原発について、再稼働に必要な検査の一環として、7号機の原子炉に核燃料を入れることを原子力規制委員会に申請する方針を固めたと伝わった。柏崎刈羽原発の6号機と7号機は7年前原子力規制委員会の審査に合格しているが、その後、テロ対策上の問題から事実上の運転禁止命令を出され、昨年12月に命令が解除された。再稼働時期は依然未定とされるが、改めて再稼働実現への期待が高まった。 《ST》
関連銘柄 10件
4344 東証プライム
202
11/21 15:30
+3(1.51%)
時価総額 27,544百万円
ソフトウェア、ハードウェアの企画・開発・販売等を行う。筆王、ZEROウイルスセキュリティ等を手掛ける。AI通訳機のポケトークなどを傘下に持つ。サブスクリプション型テキスト化サービスは会員数が順調増。 記:2024/10/11
1,826
11/21 15:30
-22(-1.19%)
時価総額 74,150百万円
超純水製造装置専業メーカー。半導体・FPD向け超純水製造装置を中心に、水処理装置の設計・施工・販売を行う。神奈川県厚木市に本社。半導体・製薬関連各社への営業強化を図る。27.3期売上高1010億円目標。 記:2024/10/04
6345 東証プライム
1,209
11/21 15:30
+19(1.6%)
時価総額 90,155百万円
豊田自動織機傘下の特装車メーカー。高所作業車で国内トップシェア。橋梁点検作業車、ボーリングマシン、鉄道工事用車両等も手掛ける。小型自走式高所作業車は売上順調。中計では28.3期売上高750億円目指す。 記:2024/06/15
6490 東証プライム
4,510
11/21 15:30
-180(-3.84%)
時価総額 112,939百万円
1924年創業の流体制御機器メーカー。旧社名は日本ピラー工業。ピラフロン製品、メカニカルシール製品等を手掛ける。半導体洗浄装置向け継手で世界トップシェア。電子機器関連事業ではグローバル市場の開拓推進。 記:2024/10/04
6955 東証スタンダード
587
11/21 15:30
+2(0.34%)
時価総額 20,273百万円
富士通傘下の電池・電子部品メーカー。ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池事業が主力。各種モジュール、スイッチング電源等の電子事業も。ニッケル水素電池は高付加価値市場に注力。新規ビジネス開拓にも取り組む。 記:2024/09/02
8088 東証プライム
1,870
11/21 15:30
-38(-1.99%)
時価総額 438,042百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
8237 東証プライム
881
11/21 15:30
+13(1.5%)
時価総額 46,948百万円
1869年創業の老舗百貨店。東京の銀座(本店)、浅草に店舗。飲食業、ビル総合サービス等も。松屋銀座では化粧品、ラグジュアリーブランド、宝飾時計を強化。新規優良個人口座の拡大など外商部門の売上向上に注力。 記:2024/08/12
8920 東証スタンダード
640
11/21 15:30
+2(0.31%)
時価総額 24,522百万円
16歳以上の大人だけのスポーツクラブ「ホリデイスポーツクラブ」を全国展開。ホテル事業、マンションの賃貸を行う不動産事業も。ABホテルを傘下に持つ。スポーツクラブは100店舗超。既存店舗の収益力回復に注力。 記:2024/06/07
9369 東証スタンダード
2,202
11/21 15:30
+135(6.53%)
時価総額 55,834百万円
食品物流で国内最大手。1966年にキユーピーの倉庫部門が分離・独立して誕生。取引企業は食品メーカーなど1000社超。4温度帯の物流網等が強み。適正料金施策などで共同物流事業は順調。海外展開の基盤強化図る。 記:2024/10/28
561
11/21 15:30
-11.1(-1.94%)
時価総額 901,537百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13